明治大学商学部卒業。医療機器販社、ソフトウェアハウスを経て、大手IT企業入社。主に、データベース、インフラ系を担当。2021年独立。現在は、不動産仲介業、 アンガーマネジメント、婚活紹介会社代理店等、多方面にて活躍中。著書に「ASD生きやすさ講座」（デザインエッグ社）。
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大手IT企業在籍時、社内で問題行為（上司に殴りかかる）を引き起こし、産業医から「自閉症スペクトラム障害」の診断を受け、とあるクリニックの「うつ・リワークプログラム」を受ける事になりました。傷病手当金の支給期間が満了する約1年8カ月通院し、通院1年経過後「復職しても会社に居場所が無いのでは」と考えるようになりました。そして、その後の会社人事部の面談で退職勧奨を受けました。当初は転職も検討しましたが、転職後の収入、処遇があまりにも酷い事が分かり、独立を決意し今に至ります。
不器用で、容量が悪いけど、とにかく情熱、魂（ゲミュート）を注いできました。そして、未経験の分野、領域は、自分なりにチャレンジしてきました。現時点まで、チャレンジの連続だと改めて感じます。かつては、営業職しか経験していないのに、ITエンジニアを目指し、OracleやSQLServer等のデータベース、ITインフラ系の技術を身に付けました。独立してからは、ITエンジニア職しか経験していないのに、不動産仲介業に従事したり、プレゼンが苦手なのに「アンガーマネジメント入門講座」を開いたりしています。
私にとって覚悟とは、自分が経験したことのない未踏の分野に一歩踏み出して行動するときです。実際に不動産事業を開業した際に、もう後戻りはできないと感じました。やるからには社会にいかに貢献できるか。お客様の求める価値をいかに提供できるかを考えて活動しております。
小説「ペスト」のリウー医師。彼はオランの街でペストが流行した時に、自分の家族よりも街全体のペスト鎮静化いう大義の為に、日々、淡々と目の前のペスト患者への治療に勤しみます。私は、ここに、プロフェッショナリズムを感じました。私も、リウー医師のようなプロフェッショナリズムを身に付けなければと、日々励んでおります。
定常者とは「対極」にある人間だけで事業体を運営し、相当な収益を計上する事。例えば、不動産仲介業に関しては、ASD者だけでビジネスを回そうかと考えています。また、各種発注先も、どうせお金を使うなら、勤労者・仕事支援センターのような公的な機関に発注し、障害者への就労支援に貢献する事で、少しでも社会貢献ができればと考えております。
最近の若い人って、器用で容量が良く、頭の回転が凄く早いですよね。私のような頭の回転の遅い人間からすると、正直、羨ましいです。でも、私から見ると、最近の若い人って、未経験の領域から逃げたり、変な意味で利に聡いように見えます。特に若い営業職は、お客様のお金が無い、商売にならないと分かった途端、逃げ足が速いです。もう少し、利害関係なしに、馬鹿になって、未経験の領域へ情熱を向けてチャレンジしてみてはどうでしょうか。
私は2000年2月、未経験でIT業界の門を叩いた時以来、書き続けている大学ノートです。現在で48冊目うち１冊目から44冊目まではPDF化しており、現存しているのは45冊目以降です。とあるクリニックの「うつ・リワークプログラム」で学び得たことをメモしており、今でも、ブログ執筆時に、よく参考にします。
2005年、以前の勤務先に就業して以来、現在まで使用しています。以前の勤務先の方で、この貯金箱に願を掛けて小銭を入れて頂いたところ、TOTOで12,000円当選したとか。ご利益はあります。
