高校卒業後に新築マンションの設備工事会社へ就職し、3年間勤務。その後、建築資材の卸売会社へ転職し、さらに3年間勤めた後に退職。父が創業した福田設備に転職し、現在に至る。これまでの経験を活かし、日々の業務に取り組む。
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今の仕事に至った経緯は単純で父が創業したからです。父と2人で車に乗っている時に父の口から「良い会社をつくるのが俺の夢なんや」と話していたのを憶えています。社長になっていい会社をつくりたいと思ったのは、その言葉がずっと残っていたので、父の想いを受け継ぎ私なりではありますが良い会社をつくろうと思っています。
会社の仕事は主に溶接でモノづくりをしていますが、私の仕事は者づくりだと思っています。これを言うとすごく上から目線に聞こえるかもしれませんが経営者は、人を想い人の事を考える職業だと思っています。世の中の人に影響を与えるなんて、大それたことは言えませんが、せめて当社を選んで働いてくれている社員たちの事は幸せにしてあげたい、少しでも人の役にたつ意識を持った人になってほしいと思っています。
社員の人生を背負う覚悟です。昨年の10月に社長に就任しましたが、社長になると決まったのは4年程前でその時はそんなことを思ってもいませんでしたが、同友会という経営者の会と出会い、その会の指針セミナーを受講し「経営者の覚悟はなんだろう?」と考えたときに、浮かび上がったのが社員の人生を背負う覚悟でした。
人生の目標や揺るぎない信念を持ち、周囲に良い影響を与えられる人。そして何よりも、人生を心から楽しみ、充実した毎日を謳歌している人。そんな姿が、私の思い描く理想の大人像です。自分の軸を持ちながらも他者を思いやれる、魅力ある人間でありたいと願っています。
10年以内に自社工場を建設し、社員30名と楽しく働ける企業風土を築きます。お客様や地域の方々から選ばれ続け、社会に貢献できる価値ある企業を目指します。社員の幸せと地域社会への貢献を両立し、信頼される存在を目指してまいります。
10代~20代の人へ私から言いたいのは何でもいいから目標を持ってほしい。そしてその目標に向かってどんどん挑戦してほしい。目標を持てない、未来が見えない、失敗するのがこわいって言う子が多いと思います。10代20代の時なんて何度も失敗すればいいと思いますよ。失敗をしない人なんていません。失敗を恐れてやらないのが一番の失敗です。何故ならそこからは何も生まれないからです。失敗と書いて成長と読む。野村克也氏の言葉ですが、私はこの言葉が気に入っていて社員たちにも言っています。失敗から何を学んで次に活かすかこれが人生において大事な事だと思います。
社長に就任した日に父と母からもらったプレゼントです。名刺入れに負けない経営者になれるよう精進していきます。
5年程欲しいとねだり続け、社長になる前の誕生日に妻からプレゼントしてもらいました。この時計を常に身に着け仕事をしています。