
新潟大学卒業、同大学院卒業。新潟大学医歯学総合病院特任助教を務める。新潟県立新発田病院、佐渡総合病院、新潟市民病院など、新潟県内の関連病院で産婦人科診療に従事し、2024年、新潟県では20年ぶりとなる産婦人科有床診療所を開業。
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中学生のときに職場体験学習で病院見学があり、治療後に医師が患者さんのご家族からとても感謝されている様子を見て、「自分も誰かの役に立てる仕事がしたい」と思ったのがきっかけでした。産婦人科を志したのは大学5年生のときで、病院で「おめでとう」という言葉が聞けるのは産婦人科くらいだなと、産科のポジティブなイメージに惹かれて決めました。婦人科診療においても、「病気を治す」というよりは「QOLを改善する」診療に興味を持ちました。もともとジャンルを問わず「きめ細かな仕事」を感じるのが好きだったので、診療においてもさまざまな工夫をすることで、より良い成果に繋げたいと考えました。そのためには診療の柔軟性が高い開業が適していると感じ、決断いたしました。
まずはガイドラインなどの基本を押さえ、そのうえで情報を自分の頭で吟味するようにしています。エビデンスは大切な指標になりますが、どの情報を採用するかは現場の状況によって異なりますので、自分たちの環境にとって何が最善かを考えて決めています。また、新たな工夫を独自に考案することで、常に診療の質が高まるよう努めています。そこまでやって初めて、患者さんに良いご提案ができると考えています。
開業メンバーは公募せず、これまで自分が転々とした病院で一緒に働いた方々を一人ずつスカウトいたしました。多くのスタッフに転職をお願いすることになるため、メンバーが決まるごとに責任感が増していきました。また、開業資金の調達では高額な金額であったため、複数の金融機関から協調融資をしていただきました。今まで経験したことのない金額の借入契約を結んだとき、覚悟が固まったと感じました。
自分の頭で考え、決断できる人だと思います。自分の人生の責任は自分でしか取れません。直感にはこれまでの人生経験による裏付けがあると考えていますので、直感に従い目標を定め、そこに向かうアプローチを考えることが大切だと思います。
日本の周産期医療は合併症が少なく非常に優れていますが、栄養にフォーカスして妊娠前からケアを行うことで、より良い育児のスタートに繋がると考えています。当クリニックで考案した方法を広めることで、世の中に元気な赤ちゃんが増えることに繋がれば幸いです。また、「女性のトータルライフをサポートする」という理念のもと、QOLを高める診療を追求していきたいと考えています。日々のコンディションが上がることで幸福度が高まり、パフォーマンスの向上にも繋がりますので、それが社会全体の利益にもなると考えています。
まずは直感に従い、やりたいと思ったことへのアプローチをいろいろ考えてみてください。人から「無理だからやめておけ」と言われることこそ、成功したときに得られるものが大きいはずです。自分の人生の責任を取れるのは自分だけですので、自分のやりたいこと、わくわくすることにぜひ挑戦してみてください。

大学合格時に祖父母におねだりしたものです。軽量でフィット感も良く、時刻合わせする手間も無いので気に入っています。

知人から勧められ購入しました。産まれたての赤ちゃんの写真を撮り、プレゼントしています。ご家庭ではなかなか難しいクオリティの写真が撮れればと練習しています。