大学卒業後、新卒で紙器の専門商社に入社。当時、製薬会社、医療機器メーカーへの営業活動に専念していたことより、医療機器業界への関心を高める。医療業界への思いが強くなり、医療機器業界へ転進。下積みを経て、医療機器の安心と安全を届けられるよう代表取締役社長に就任。フェムテックエキスパートを取得し、医療とフェムテック業界を繋いでいる。
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新卒入社の会社から心機一転、自分の成長のために医療業界に飛び込み、皮膚科、形成外科専門の医療機器メーカーの営業に携わっていました。医療に携わることは、第一線で患者様に商品を提供できることであり、ドクターや看護師の意見を聞きながら自分の想いを伝えられる良い経験をさせていただきました。医療の現場は「最短で不を良にする」と考えており、非常にスピード感を持っています。自分独自の小さな意見（想い）を形にし、商品化することで患者様に良くなってもらいたいと常に考えていましたが、すぐに実現できない環境であったことから、自分で独立することを考えて今のカーターテクノロジーズ株式会社にいます。
「悩み」に対しての「答え」を常に考えています。例えば、生理期間が毎月どうしても憂鬱、生理であることを忘れたい、どうにかできないか？という悩みに対して考えたものは、「月経カップ」という生理用品です。海外では主流ですが、国内ではあまり認知度がありません。実際に使用した際に、より安心で使いやすくすれば、快適な生理期間が過ごせるのではないかと思い、自分で作ってみようと考えました。このようなイメージを生活している中で毎日考えています。月経カップは、女性向け商品の中で一番最初に作り上げた商品で、思い入れがあります。「悩み」に対して、どうすれば改善できるのかを考え続けながら、カタチ（商品）にしていくことが楽しいです。生理期間が憂鬱で無くなった！というお声をいただけることが、本当に嬉しく思います。
ライフステージの変化がある時は毎回覚悟をしています。上京、就職、社長就任、結婚、出産、子育て。本当にこの選択で良いのか、と毎回自問自答しています。女性は特にライフイベントに人生が左右されると考えており、特に社長に就任した時は、この先の将来をどう築いていけば良いのか不安でした。前に進むしかない状況ではありましたが、自分自身が何かを選び、自分の選択した道を正解にしていくことが重要だと思います。自分が覚悟を経験していくなかで、これからは女性活躍を手助けできる商品を作っていきたいと思っています。
常に好奇心があることです。物事を探求しようとする根源的な心、視野を広げてなにかをやってみる。分からないことを知りたいと思うこと。大人でも好奇心があることで、毎日新しい情報が入ってきて、新しい自分を発見できると考えています。それが新しい発想、アイデアに繋がり、自分を形成していけると思います。
月経カップと言ったらこの会社だよね、フェムテックと言えばカーターテクノロジーズ株式会社だよね、というファーストチョイスに選ばれる企業にしたいです。小さい医療機器メーカーでありながらも、女性の大きな悩みを解決できる会社を作っていけるように常に考え続けていきます。ゆくゆくは海外にも日本の商品を届けられればと思っています。そして、ライフステージが変化しても仕事を続けられるような、どんな試練があってもそこに対応できるような、毎日楽しく過ごすことのできるような、女性が働きやすい世界にしていきたいと考えています。カーターテクノロジーズの商品が安全であることを全国の女性が知ってくれたら嬉しいです。
とにかくやってみること。まずはやってみること。やりたいことなんて無いと思っている人も、とにかく行動してみることです。まずはいつも行かない場所に散歩に行ってみる、普段話さない友人と連絡を取ってみる、家族に感謝の気持ちを伝えてみる。キッカケはなんでもいいんです。いつもより5分だけ早起きしてみるだけでいいんです。毎日新しい行動をすることで、自分の思考や行動が変わってきます。一日一個でいいので、やり続けることで、前へ進む一歩になり、やりたいことが明確になってくると考えています。
携帯電話、ボールペン、ハンカチ、名刺入れ、電卓、マグカップなど、小物を赤色にしています。自分の好きな色で、やる気を上げてくれるアイテムです。
20歳になった時に指輪をプレゼントしてもらいました。大事な日やイベントに身に着けることで、両親が見守ってくれるような気持ちになります。
