覚悟の瞬間(とき)

PAL動物病院グループ 総院長 西岡賢一
にしおかけんいち

西岡賢一

京都府生まれO型
職業:PAL動物病院グループ 総院長
趣味:ゴルフ、ドライブ
座右の銘:Believe in yourself

1992年北里大学獣医学科卒業後、動物病院にて勤務を経て1996年パル動物病院を開院。 2020年にPAL動物病院グループを設立し、現在一般社団法人TeamHOPEの副代表も務めている。 現在は地域の動物医療の更なる発展を目指し、ペットとそのご家族が末永く美しく幸せに暮らせる社会を目指し活動中。

オフィシャルサイト

来歴

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なぜ今の仕事に?

小学校3年生の時、家族同様に可愛がっていた愛犬を初めて失う経験をしました。私は一人っ子だったので愛犬を兄弟のように思い、癒しを沢山いただきました。3日間泣き続けました。悲しくて、悲しくて。そして自分の何もしてあげられなかった非力さにとても悔しい思いを強烈に抱きました。今もはっきり覚えていますが、その瞬間でした。自分は将来、獣医師になると。そして今、獣医師を続けています。

現在の仕事への想い

一般の動物病院は、全科診療を行います。外料、内科、皮膚科、歯科、眼科、耳鼻科などなど。ボリュームが大きくて大変ですが、それら全てにおいて高度な動物医療を提供できるよう前進し続けています。また動物の命を救うことだけではなく、病に苦しむ動物(家族)を心配に思われている飼い主様の心も同時に救うことが使命と考え、様々なホスピタリティを提供する事を信念としています。

あなたにとって覚悟とは

第1子が生まれた時です。その当時私はまだ勤務医でしたので、獣医界では賃金が低く(時給130円)これから先一家の大黒柱としてどうやって家族を養っていくか、真剣に悩みました。いちかばちか、開業という選択をしました。選択したのはいいものの、自己資金もなく、銀行にも借入を断られ、八方塞がりの時期に幸運にも事業継承のチャンスを頂き、奇跡的に開院することができました。ちっちゃな動物病院でしたが、開院日前夜、布団の中でとてつもない不安と恐怖に襲われ、眠りにつけなかった時、自分はこの道で絶対成功し、家族を養っていく。と覚悟を決めました。開院から現在まで多くの修羅場が訪れましたが、一つ一つ乗り越えられたのは、窮地に追い込まれた状態で覚悟を決めた時の思いがあったからこそだと感じています。

カッコイイ大人とは?

私の理想とするカッコイイ大人は、愛のある行動ができる大人です。常に慎ましくありながら、気高く命(パッション)を燃やしている大人や信念を強く持ち、ブレない大人はカッコイイと思います。私の先輩の獣医師はまさにカッコイイ大人の理想です。繊細で気遣いができ、なおかつ大胆な人で永遠に私の憧れの存在です。

今後の展望

現在のヒト社会が生み出している飼育放棄によって処分されていく動物さんの命を一匹でも多く救っていきたいです。動物の保護と新しい飼い主様を繋げる施設(シェルター)をつくりたいです。獣医療提供においては、究極の町医者(獣医)、赤ひげ先生をこれからも目指していきたいです。地域にとことん根ざし、アットホームながらも、一方で最先端の高度医療を全科において提供できる、同時に飼い主のいない動物さんを無償で救っていく。といった感じです。

若者へのメッセージ

ご自身の成長に繋がる、周りに沢山あるチャンスを見逃さず確実に捉えてください。その為には、ますご自身が常に目標をもち、それに近づけるよう一生懸命遊んでいる事が大切です。チャンスをチャンスと続じるアンテナが常に感度良く働いていないと見逃してしまいます。そして、これからあらわれる人生の岐路において、繊細かつ大胆に突き進んでいってください。大きな目標に辿り着く為の楽な道のりはないと思います。私は、石橋をたたいて、橋を渡ってきました。ただ少し変わっていて壊れそうな橋でも、その対岸に自分の目標があるのなら、走りきって到達してきたような気がします。一局集中、全パワーを都度出しきってきました。ミッションインポッシブル風ですね。何かを極めるには一朝一夕では成し遂げられません。まずは出来るだけ早い時期(10、20代)に、ご自身の一生かけてやりたい事を見つけ、どっぷりはまってください。途中、他の分野へも意識的に触れることも大切だと思います。30年後、 ご自身の歩んだ人生をふり返る時期が来ます。その時に自分自身をよくやったと認められている未来を想像してみてください。

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お気に入り

おもちゃの顕微鏡

開業当初、経済的に恵まれていなかった時代、往診時に使用していたものです。子供のおもちゃ屋さんで購入し必死に働きました。

愛犬の写真

創業当初、獣医師になって1年目に天国に旅立ってしまった愛犬の写真です。棺に卒業証書を入れてあげたことを覚えています。