私のカクゴ

三島歯科医院 歯科医・絵本作家 三島隆
みしまたかし

三島隆

岐阜県生まれO型
職業:三島歯科医院 歯科医・絵本作家
趣味:歴史、自分史研究、音楽、美術、火祭り
座右の銘:選択の連続が自分史を創る

地元岐阜歯科大学(現朝日大)一期生として卒業。補綴科Ⅰに入局後、1980年岐阜市に開業。2001年に100年日記帳「自分誌:時のオデッセイ」を出版。日本自分史学会スーパーバイザー認定。絵本「さいごの一歯」「おじいちゃんは8001」「おばあちゃんは8020」を出版。「8020」はアニメ化してDVD販売(口腔保健協会より)。Youtubeでも配信。現在、書き込み式絵本「○○さんは△△□□お口のタイムトラベルあなた」を企画中。

オフィシャルサイト

来歴

1 2 3 4 5 6

なぜ今の仕事に?

父が内科医で、自然と医療の世界に関心を持つようになりました。ちょうど受験のとき地元岐阜県に歯科大学が開設されました。結果、縁があって一期生として入学しました。歯科は医療という人の体に直接関わる職業ですが、医科と違う所は一つずつの形跡が残り続けることです。それはお口という空間での出来事で、逐一カルテに記録されます。一言でいえば、「かかりつけ歯科医は生涯にわたりその人の大切なお口の自分史・お口物語を患者さんと共に創っていく職業である」と言えます。こんな重要なことに携わらせて頂けるのは幸せの極みです。

現在の仕事への想い

私は現在岐阜市東部エリアの地域包括支援の歯科代表を務めています。高齢社会を迎え、最近フレイル(虚弱:病気予備軍)が注目されていますが、ただ日本語表記がありません。私はそれを齢弱(れいじゃく:齢による弱り)とキャッチフレーズ化することでより身近に感じられるのではと、提唱しています。オーラルフレイル(お口の齢弱)予防を健康寿命の延伸につなげたいと想います。

あなたにとって覚悟とは

人生はある意味選択の連続ですが、その時々に大小の覚悟があります。ただ過去はもう思い出の領域ですので、いまや今がその選択、覚悟の瞬間です。今は過去からの贈り物で支えられ、未来は今からの「思い」によって築かれます。過去の「思い」を出し(思い出)、今の「思い」を未来に入れる(思い入れ)。「思い」のつながりから生まれるのが人生だと思います。まさに「思いは時空を超える」です。

カッコイイ大人とは?

「自分の人生を生きている人」です。自分に正直に、やってきたことに対し責任結果を受け入れる人です。この世界は意識する人の数だけあって、その人が感じる世界はその人のためだけにあるという考え方があります。それに気づき絶対的主役として自覚し演じている人はカッコイイと思います。

今後の展望

「私は、歯科の領域に初めて自分史の概念を取り入れた者、として記憶されたい」という夢を持っております。具体的には出版した3冊の絵本・DVDで提唱してきた「年齢歯数運動(年齢と歯数を連動し、常にお口の状況を把握し意識しよう)」を引き続き発信していきたいと思います。これは30年以上続いている「8020運動(80歳で自分の歯を20本以上残そう)」を拡大させたものです。今、集大成として一人一人が自分のお口の世界の物語を書き込める絵本を企画中です。

若者へのメッセージ

グッズとして100年カレンダーと日めくりカレンダーをお薦めします。100年カレンダーは生涯を俯瞰できます。日めくりカレンダーには年齢ならぬ日齢を書いていく。日齢はアプリで簡単に分かります。人生は、一生分の日めくりカレンダーに、毎日の出来事を書き、めくっていくようなものだと思います。人生100年は36500枚余り。100年と1日。両方の視点から見てはどうでしょうか。私の好きな言葉「人生は一度っきり。でも一つじゃない!」だから若者は失敗を恐れず、多くの選択、チャレンジをして欲しいです。

おすすめ動画※この動画を見た人はこの人の動画も観ています

千葉県知事 森田健作

千葉県知事
森田健作

公立豊岡病院但馬救命救急センター センター長	 小林誠人

公立豊岡病院但馬救命救急センター センター長
小林誠人

サッカー日本女子代表前監督 佐々木則夫

サッカー日本女子代表前監督
佐々木則夫

お気に入り

100年日記帳:自分誌「時のオデッセイ」

50歳の時、その前後50年ずつのバインダー式日記帳を制作販売しました。日々それに自分史を描いているところです。自分誌は時間を見える化・俯瞰できます。

絵本「おばあちゃんは8020:お口のタイムトラベル2」

アニメ化しDVDも制作販売。いままでの集大成として、書き込み式絵本「○○さんは△△□□」を企画中。○○はあなた、△△は年齢、□□は歯数です。