日本歯科大学歯学部卒業後、同年防衛庁入庁。海上自衛官（歯科医官）として27年間勤務した後、スターボードオーラルクリニック＆おとな・こども矯正歯科を開院。労働衛生コンサルタント、産業カウンセラーの資格を有し、メンタルヘルスの視点から患者様に寄り添う診療を実施。
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祖父の代から歯科医療に関わっており、周囲からも当然歯科医師になるんだろうといった期待を持たれていました。ただ一方で、私自身は防衛に係る仕事をしたいとも考えていました。そこで、防衛大学校へ進学した高校の同級生と、「歯科大学を卒業して歯科医師免許をとってから歯科医官として自衛隊に行く。そこでまた会おう」と約束をし、歯科大学に進学することを決意しました。歯科医師の国家試験に合格した時には、歯科医師としての使命感に溢れており、「やっぱり歯科医師の道を選んで正解だったな」と思いました。
歯科医療は、精密な技術を必要とする職業ですが、ただ単に腕自慢では患者様のニーズに応えられないと思っています。医療行為を行う際には、病気に触れるだけではなく、患者様の心にも触れておく必要があると気付いたからです。多くの患者様は、歯科治療に対して不安や怖さを抱いて来院されます。これから何をされるんだろう？治療は痛くないのか？歯を抜いたらどうなるんだろう？など、いろんな心配が頭を過ります。そのため、痛みを取り除くだけでなく、不安や心配も取り除いてあげることを大切にしています。当院では傾聴技法を用いた医療カウンセリングを用いて、患者様の不安を少しでも取り除き、安心して治療していただける環境を整えております。
覚悟したタイミングは、やはり海上自衛隊を退官し、開業の道を決意した時です。あと8年で定年退職、その後は何をするんだろうとふと思った時、それが現実の問題として押し寄せてきました。歯科医師としてまだまだ仕事をしたいが、定年退職後に医院開業など出来るのだろうかという不安で一杯になりました。今なら十分に開業準備もでき、理想とする歯科医療を展開して社会貢献ができるかもと考える反面、海上自衛官としての責務を全うしたいというジレンマに陥ったのです。熟慮を重ねた結果、スウェーデンの予防歯科プログラムを取り入れて、新時代の歯科医療を行えるのは今だと考え、開業を決意しました。地域医療の発展と、そこに暮らす皆さまの健康回復・増進に少しでもお役に立つことが使命だと考えております。
常に公明正大にして、天を敬い人を愛し、使命感や責任感を持ち、謙虚な心で仕事に当たることが出来る人がカッコイイ大人ではないかと思います。船乗りの資質、素養として「目先が利いてスマートで几帳面、負けじ魂、これぞ船乗り」と表現されます。状況把握が的確で、正確な予測に基づいて危険を回避し、臨機応変に対処できる匠の業を有し、苦難を乗り越えられる人。また天空海闊（てんくうかいかつ）に表されるように、人の度量が空のようにからりとして、海のように大きいこと、転じて心が広く無用なこだわりを持たない姿勢の大人がスマートでカッコイイと思います。
虫歯や歯周病は、国民病と呼ばれる程誰もが罹る疾病ですが、30〜40年前のスウェーデンも同じような状況でした。口内は不衛生で、高齢者の歯の残存率も低く、食べることに不自由な状況で、全身の健康を害することにつながっていたそうです。そこで国を挙げて口腔衛生の改善を図るべく、月1回の口腔メンテナンスを義務付けたところ、歯や口の機能に関して意識が変わってきて、虫歯や歯周病の罹患率が減少したとのことです。つまり削る、抜くという治療が減った訳です。ディズニーアニメのファインディングニモでもクジラが歯のメンテナンスをうけるシーンがありますが、それくらい欧米ではポピュラーな習慣なのです。当院は開院以来、「むし歯ゼロ、歯周病ゼロ社会の実現」をスローガンに診療を行っています。「歯科医院は歯のクリーニングをやってもらう場所」という概念に進化させたいと考えています。
高齢になって後悔するランキングの1位は、「若い頃から歯の定期メンテナンスをやっておけば良かった」ということでした。歯を失ってから、普通に食事ができないことの辛さに初めて気が付くのです。入れ歯を作っても食べられるものには制限があるため、満足のいく食事が出来なくなります。また入れ歯は、長く使っていると次第に合わなくなり、痛みや不快感が増してしまい、残っている歯にも悪影響を及ぼす場合があります。全身の健康を維持、増進するために必要なことは、しっかり噛めるということです。そのために、歯を大切に考え、月1回のメンテナンス習慣から始めてもらいたいと思います。また、今後大きな問題になってくるお口のトラブルが口臭です。口臭は、人間関係のトラブルにも発展することがあり、メンタルにも影響します。しかし、口臭は治療を受ければ治すことが可能です。お口のエチケットにもご用心を！
唐津焼は、室町時代から桃山時代、佐賀県唐津市で始まりました。唐津焼は、砂目（すなめ）と呼ばれるざっくりとした土味と渋い色調が特徴であり、素朴さや温かさ、力強さなどの魅力が表れています。
スイスのチューリッヒとイタリアのミラノを結ぶゴッタルド鉄道で1968年まで活躍した蒸気機関車です。現在は電気機関車にその座を譲りましたが、その力強く粘りのある走りが魅力です。
