私のカクゴ

ジャパンボディテクノロジー 経営者 山村純登
やまむらすみと

山村純登

三重県生まれA型
職業:ジャパンボディテクノロジー 経営者
趣味:ランニング、読書(歴史小説)、城巡り、ウインドーショッピング、ペット(ウサギ)観察
座右の銘:動かなければ何も始まらない

大学卒業後、某大手住宅メーカーに営業職として入社。その後、司法試験にチャレンジする為退社し、司法浪人となるが、夢半ばで介護の仕事に転職。転職の際、次の仕事はやり切ったと思えるまで続けてみようと思い、介護の仕事を続けることに。介護の仕事では介護事業所立ち上げや介護施設運営責任者として勤務する。2021年独立。現在は大田区内にて介護施設「歩行専門店グラシス」を展開中。

オフィシャルサイト

来歴

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なぜ今の仕事に?

元々は介護の仕事に就く気持ちはなかったのですが、たまたまアルバイトとして入った会社で、介護の社会的必要性を感じました。現場で働くうちにごまかしが効かない、信頼関係がないとできない仕事だと感じ、身体に触れるという意味では究極のサービス業だと思いました。また、サービスを提供することを通じて身体面が向上する人もいて、非常にやりがいを感じたのを覚えています。以前勤めていた事業所に糖尿病患者の方がいらっしゃていたのですが、運動をしてもその方の血糖値がなかなか下がらず、ある日入浴中に心筋梗塞で亡くなることがありました。その時、もっと早く運動に取り組んでいたら、ひょっとしたらその方はまだ元気に過ごせることができたかも知れない、との思いになり、高齢者の為のしっかり結果を出せる施設を創ろうと考えたのが当社を立ち上げたきっかけです。

現在の仕事への想い

高齢者にとって「時間」は限りがあり、時間の使い方については私たちより、よりシビアです。その貴重な時間を使って来ていただく以上、必ず有意義な時間にしたいと強く思っています。具体的には、できるだけ「定量化」にこだわり数値として出せる施設作りにこだわってきました。ご提案する際も日常生活に添ったご提案をしていきますので、例えば「横断歩道」を渡り切る為の速度は時速3.8㎞が必要だから、時速3.8㎞で歩けるようにするにはどうしたら良いか、何が必要なのかをご提案するようにしています。また団塊の世代の方が行きたくなるような「店舗」の設えにし、「空間作り」にも力を入れています。次の時代を常に考えた経営をしたいと思っています。

あなたにとって覚悟とは

会社創業間もない頃、コロナの影響もあって早期に資金繰りに行き詰まり、倒産かと覚悟した時期がありました。事業が不安定な状況となり職員の多くが辞めていく事態にも直面。もうダメかも知れないと絶望を感じた時、応援してくれた両親や友人の感謝の気持ちが一層強くなり、一人になっても続けていこうという覚悟がつきました。業務が終わったら夜遅くまでポスティングをするなど毎日休みなく働き、身体は疲労が極度まで来ていましたが、生き残るためには何でもできる気持ちでした。その後、多くの職員が退職したことで人件費が大幅に減少、経営状態が改善してきました。その時応援してくれた方々には感謝しかありません。職員も志を同じ人が集まってきてくれるようになりました。苦しかった時期、覚悟ができたからこそ、今は「自分のやるべき仕事」を職員のみんながやってくれているんだと感じ、職員一人一人に感謝しながら毎日を送っています。

カッコイイ大人とは?

常に主体性を持って考えられる人です。いつも自分の問題として考え主体的に行動できる大人はカッコイイと思います。逆に、問題を他人事のように批判するのは楽だし誰でもできることと捉えています。問題に対して先頭に立って解決する大人、そんな人間でありたいと思っています。その為には心にいつも余裕を持ち、バランス力のある人間に自分を高めて行くことが大事だと思います。

今後の展望

当社のサービスは、これからも歩き続けたい人や最近歩くことに自信がなくなってきた人、または転倒してしまう人が対象ですが、これは歳を重ねると、殆どと言ってよい程多くの人が直面する課題です。当社「歩行専門店」を通じて、できるだけ多くの人の歩行を改善し可能な限り自立した生活を送ってほしいと思っています。当社では、「歩行専門店」を高齢者に対する社会インフラと言えるまで成長させ、健康寿命を延伸させることが目標です。

若者へのメッセージ

好きなことや興味のあることを仕事にするのが一番幸せなんだと思います。ただ、やりたい、成りたいことがあっても叶えられないのも人生です。だったら、社会から、または会社から与えられたポジションや、必要とされていることを自分の好きなことにしていく、自分のやりたいことにしていくという考え方が有意義な人生にするポイントだと思います。

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お気に入り

システム手帳

今は予定の殆どは携帯のアプリを使ってスケジュール管理を行っていますが、昔使っていたシステム手帳には上司からの教えや、経験した記録がぎっしり書き込まれており、思考を深めたいときに使っています。

ボールペン

20年近くお世話になった会社を去るときに、職場の皆さんから贈られたものです。このペンを持つたびにお世話になった職場を思い出し、感謝の気持ちを忘れないようにしています。