東京理科大学理学部を卒業後、製薬会社に入社。免疫学の研究に携わるとともに、ドクターに薬理の説明を行う学術課に所属する。34歳のときに退職し、介護の世界へ転身。大手法人に入職するが、介護に対するさまざまな疑問が湧き、平成16年6月に独立開業。訪問介護をはじめ、障がい者支援や通所介護などの事業を推進している。
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介護の世界に入ったのは、知人の紹介がきっかけで、最初は軽い気持ちで始めました。しかし実際に現場で働いてみると、利用者一人ひとりと関わる中で、この仕事の奥深さや大切さを実感しました。身体的なケアだけでなく、心の支えとなる関わりが求められることに気づき、もっと勉強して成長したいという思いが強くなりました。感謝の言葉や笑顔に触れるたびに、介護の仕事のやりがいや意義を感じ、この世界で生きていきたいと心から思うようになりました。
利用者の皆様には「おもてなしの心」で接するようにしています。私の信念として、資格や経験に拘らず、いかに真心を持って従事できるかという事が大切だと思っております。「経験年数が長いから」「資格を持っているから」高給料ですではなく、対応の仕方や利用者さまへの接し方などいかに良い仕事をするのかで評価をしています。資格や肩書に固執するのではなく、いかに良い仕事をするかという観点で見ることで、利用者さまにとっても、従業員にとってもいい環境を提供することができると考えています。
私が製薬会社を退職した時、ちょうど離婚もして仕事と家庭の両方を失いました。自暴自棄に一時なりました。しかし、子供が二人いて、将来子供に会った時に、やはりお父さんは立派な人だと言われるようになっていなければいけない。そうでなければ死ぬしかないと思っていました。ずっと今ここで負けたら、やはりお父さんはダメな人だったと思われる。やるしかないという思いでここまできました。
かっこいい大人とは、自分の生き方をしっかりと持ち、それを貫いている人だと思います。職業や肩書きに関係なく、自分の信じる道を進み、努力を惜しまず邁進している姿には強い魅力を感じます。周囲に流されず、自分の価値観や信念を大切にしながら行動している人は、とてもかっこよく、尊敬の対象です。
女性の便利屋のお仕事に力を入れています。産前産後のお母さまで肉体的疲労から家事に手が回らないことがあります。また、現在展開している「麻雀特化型通所介護」をもっと展開していき、また麻雀だけではなく、様々な娯楽を中心とした「リゾート型通所介護」や「シニアライブハウス」の展開をしていきたいと考えています。
ここで頑張らなければ死ぬしかない、そんな覚悟を持って前に進んでほしいと思います。今の努力が、未来の自分を支える確かな基盤になります。年を重ねたときに後悔しないよう、自分の人生にしっかりと向き合い、土台を築いてほしいです。
日々の予定や大切な約束事を記録しており、業務を円滑に進めるうえで欠かすことのできない存在です。常に携帯し、自己管理の徹底と時間の有効活用に役立てています。
ケアマネや通所介護、訪問介護など日々の仕事で必要な書類が入っています。これがないと、仕事が回らないほど頼りにしているアイテムです。いつも身近にあることで、現場での迅速な対応ができるようになっています。