私のカクゴ

元シンクロナイズドスイミング選手 青木愛
あおきあい

青木愛

京都府生まれA型
職業:元シンクロナイズドスイミング選手
趣味:ドライブ、温泉巡り
座右の銘:初志貫徹

地元の名門クラブ・京都踏水会で水泳をはじめ、8歳から本格的にシンクロナイズドスイミングに転向。その後中学2年から現・代表監督の井村雅代氏に師事する。ケガによる離脱となったが2005年世界水泳で日本代表に初選出され、その後2006年ワールドカップ、2008年北京オリンピックに出場するなど日本代表として活躍。欧米選手に見劣りしない恵まれた容姿はチーム演技の核とされた。引退後は、メディア出演を通じてシンクロに限らず幅広いスポーツに携わっている。

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来歴

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なぜ今の仕事に?

現役引退後ある仕事の依頼をきっかけに現所属事務所と出会い、2010年に正式に所属させて頂くこととなりました。このことも大きなきっかけとなり、周りの方々に支えて頂きながら、出会いにも恵まれ、気が付けば自然と今のような仕事をしていたという感じです。もちろんアスリートである以上、「スポーツにはいつまでも携わっていたい」「スポーツの魅力を多くの方々に伝えたい」という強い想いは持っていましたので、その想いが周りの方々の支えで実現できていると感じています。

現在の仕事への想い

仕事への想いは、「様々なスポーツの魅力や難しさを、視聴者の方々にそのままストレートに伝えたい」ということです。現役時代はシンクロ一筋で、正直シンクロの事しか知りませんでしたが、引退後は様々なスポーツに携わらせて頂き、非常に多くの事を全身で感じる日々です。「シンクロよりしんどいスポーツなんてない」とも思っていましたが、他のスポーツも大変だなあと。そのように、感じた事を「アスリートならではの目線」からストレートに視聴者に伝えたいと思っています。競技は違えど同じアスリートですので、選手を取材させて頂く際には共感できる部分も非常に多く、同じアスリートだからこそ聞き出せることもあります。そんな風に、そのスポーツ・選手の「リアル」を伝えていきたいです。そのためには実際に体験することも非常に大切で、時には体を張った取材も。負けず嫌いなので、出来ないとつい何度も挑戦してしまいます。

あなたにとって覚悟とは

私の覚悟の瞬間は「引く覚悟」でした。私は、2005年世界水泳で日本代表に初めて選出されましたが、代表合宿に入り肩の怪我を負ってしまいました。診断後、「無理をすれば世界水泳は何とか出場できるが、その後シンクロは続けられないかもしれない」と言われ、ここで世界水泳に出場できなければ日本代表が遠のいてしまうという不安や、最大の目標であるオリンピックに絶対出場したいという強い想いが交差し、決断できずにいました。そんな時、井村雅代先生が病院に来て下さり、「あんたの夢はオリンピックやろ!」と一言。その一言で私は「引く覚悟」を決めました。その後、オリンピックという最大の目標に向かってリハビリに励み、2008年には北京オリンピックに出場することができました。勇気を持って一歩踏み出すことも大切ですが、勇気を持って一歩下がることも大きな「覚悟」だと今でも感じています。

カッコイイ大人とは?

「童心を忘れず、いつまでも好奇心旺盛な人」だと思います。社会人になれば責任が増え、いざこざにも巻き込まれ、つい消極的な発想・行動になってしまいがちです。大人になり過ぎている人も多いと感じています。そんな中でも、子供のように目を輝かせながら夢を追いかける前向きな大人には、やはり憧れます。もちろん成功することが一番ですが、好奇心旺盛な余り前のめりになり、失敗してしまうようなことも時にはいいんじゃないかなと思います。こんなことを言っていますが、私もついつい童心を忘れがちですので、時には子供の頃の自分を振り返りながら、前向きで積極的な青木愛でいたいなあと思っています。

今後に向かって

「シンクロに恩返しがしたい」これが大きな夢です。私はシンクロで成長し、シンクロで辛い思いもし、シンクロでオリンピックにも出場しました。そんな風に私の中心には常にシンクロというものがありました。そんなシンクロにどのような形であれ携わり続け、恩返しをしたいと考えています。子供たちの指導やメディアを通じて魅力を伝えるなど、その方法は様々で、将来的に自分がどのような形でシンクロと共にいるかは正直わかりません。わかりませんが、この夢だけは決して忘れず、自分を育ててくれたシンクロに何か大きな恩返しができることを自分自身も楽しみにしています。もちろん、シンクロに限らず他のスポーツへの想いも持っています。でもやはり、シンクロは自分にとって特別な存在だなあと、シンクロ愛が止まりませんね。

若者へのメッセージ

大きな夢を持ち、追い続けてほしいです。「サッカー選手になりたい」「花屋さんになりたい」など夢は人それぞれで、正解なんてありません。正解もなければ、夢には大小もないと思っています。夢と聞けば大きなことを考えてしまい、なかなか夢を見つけられない子供たちもいると思いますが、「明日苦手なピーマンを食べてみよう」など小さな挑戦でもいいんじゃないかなあと私は思います。そんな小さな挑戦を続けていればいつかもっと大きな夢に出会うかもしれませんし、とにかく何か一つ「明日頑張ること」を心の中で決めて毎日を過ごしてほしいですね。これからいっぱい壁にぶつかると思いますが、最後まで諦めずに前向きに頑張りましょう。私も皆に負けないように頑張ります。

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