私のカクゴ

とこわか 代表取締役 吉川克弥
よしかわかつや

吉川克弥

北海道生まれO型
職業:とこわか 代表取締役
趣味:食べること、旅行すること
座右の銘:人は一瞬で変われる

早稲田大学法学部卒業。新卒で野村不動産(株)入社。リーマンショックの到来を予感し、2004年同社を退社。同時に不動産金融コンサルティング会社を独立起業。リーマンショック後の2010年、中古住宅流通を日本で初めてエージェント制で行う事業を起業。2014年同社をSONYにM&Aにて売却(当時の名称:ソニー不動産)。2015年、食品事業に進出。世界の健康オイル(ギーオイル、MCTオイル等)を手掛ける。創業以来、リモートワークと持たない経営を続け、「オフィスなし」「工場、倉庫なし」の食品メーカーとなる。2021年、同社を新日本製薬会社(東証一部)にM&Aにて譲渡。同年、母親の病気をきっかけにして「減塩、無塩」の食品事業に参画。

オフィシャルサイト

来歴

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なぜ今の仕事に?

母親の病気がきっかけです。無塩、減塩の食品を事業化したのは、病気の母親が食塩と砂糖を減らす食事を志向するようになったことです。減塩や無塩の食事を一人分だけ作る母親の姿を見て「私がやろう」と決心しました。スタートアップの事業を手掛けるのは得意でしたが、母親の病気が無ければこの事業カテゴリーを選んではいないと思います。日本人の健康寿命を伸ばすために貢献したいと心から思えたのは、母親のおかげです。

現在の仕事への想い

厳しい状況にある人に眼差しを向ける、ということです。50歳を過ぎてようやくその入口に立てました。40代までは上手く行っている人こそが素晴らしいと思っていました。30代までは上手く行ってない人は「ダメだな~」と思っていました。今考えると怖ろしい傲慢さです。

あなたにとって覚悟とは

新卒に入った会社を36歳で退職して独立起業したときです。肩書がなくなり一人の個人になるのが怖かったです。どうして、そして一体何を恐れていたのかは、今考えると本当に笑えます。その先には大きな自由が待っていたのに。

カッコイイ大人とは?

「なぜその仕事をするのか?」と聞かれて、「やりたいから」「好きだから」「面白いから」と言える人。「得だから」という理由ではない人。損得勘定よりも好奇心が先に立っている人。現実に今やっている仕事にやりがいや面白みを見つけることは大切です。ですが、なんとなく選んだ仕事や受動的に与えられた仕事に「面白さ」を見つけたとしても、それは上記の「カッコイイ大人」とは違います。厳しく言うと、「環境に適応している大人」です。そうではなく、「何をするか?」を自主的に選んで仕事にするとき(多くは起業や自営業という形態でしょう)、損得ではなく、楽しさや好奇心を動機にできる人はカッコイイ。この前提として必要なものが、「実力」と「一定の経済力」だと思います。

今後の展望

「生きているうちに、何度でも生まれ変わりたい」と思っています(念の為に言うと、オカルト的なことではありません)。人は一瞬で変われるし、覚醒して生き続けることが私の理想です。「常に良く変化し続ける」ということです。ただ生きるのではなく、良く生きる、それを大胆にやる、ということです。

若者へのメッセージ

ある程度成功した人(50代以上)は、若いビジネスマンに「人徳者になれ」と言います。「世のため人のために尽くせ」と、「そうすれば自分に返ってくる」と。「自分のことより周りのことを考えて仕事をすれば報われる」と。私は、実はこのパターンは難しいのではないかと思っています。敢えて言えば、まず、強い人になろう。そして、強くなってから優しい人を目指そう。強い人とは社会で必要とされる能力を身につけた人、まずはこれに集中して実力をつけること。次に目指す優しい人とは、他人の痛みがわかる人です。要は私がこのように生きている、ということですが。

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フォトグラファー 富取正明

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編集者 見城徹

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元シンクロスイマー 立花美哉

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