現役予備校TANJI 塾長 丹治重久
たんじしげひさ

丹治重久

北海道生まれA型
職業:現役予備校TANJI 塾長
趣味:バイオリンの演奏
座右の銘:笑う門には福来る

北海道教育大学附属札幌中学校、札幌南高校卒業。東京理科大学理学研究科博士課程修了(理学博士)。その後、味の素株式会社に入社し、医薬品の開発に携わる傍ら組合役員として組合活動に従事。2008年に家族を引き連れて札幌へ戻り現職に就く。幼少よりバイオリンを習い、学生時代にはオーケストラ部に所属。ジュネスJMJ青少年音楽祭ではコンサートマスターとして出演(NHKホール)。

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来歴

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なぜ今の仕事に?

現役予備校TANJIの創立は、私の祖父が私の父をTANJI第1期生として教鞭をとることからスタートいたしました。今年で創立67年目となりますので、札幌では最も歴史の古い学習塾ということになります。私が小学校1年生の時に祖父は亡くなっていますが、直前まで教壇に立っていた祖父の姿を鮮明に覚えています。当時サラリーマンをしていた父が祖父を引き継ぐ形で東京から札幌へ戻り、その後私の小学校そして中学校時代には父を中心とするスタッフ陣の薫陶を受けながら、次第に自分の中で「自分も将来はTANJIで教壇に立ち、子供たちの教育に携わりたい」との思いが募っていきました。しかし、私がTANJIに生徒として通っていた当時は、大勢の講師陣の中でこの先生は素晴らしい!と感じることができたのはごく僅かの先生方で、当時の私を含めた多くの子供たちにとって不満の残るものでした。ですから私はTANJIに通う生徒の一人として、多くの反面教師に対する反骨精神から「後進の子供たちに、しっかりと伝えることのできる大人になりたい!」との思いに至ったのだと思います。大学での研究に没頭している時期、企業での研究に携わっている間にも、常にTANJIの子供たちのことが頭のどこか片隅にあり、私のこれまでのすべての経緯が今現在子供たちと向き合うことのできる礎になっているのだと思います。実際に経営に携わると、当時私が抱えていた不満を解消することは一筋縄ではいかず、組織全体を成長させていく難しさを実感しているところではありますが、妥協を許さず自分の想いを成就させたいと思っています。

現在の仕事への想い

それぞれの学年において、志望校合格のために教科を教えることに全力を尽くすわけですが、その根底には、「TANJIに来てよかったと思ってもらいたい」との願いがあります。そのためには、妥協を許さずにとことんやります。例えば、中学生にとっては高校入試が大きな目標となるわけですが、TANJIの中3のカリキュラムは鬼カリキュラムです!基本は月・水・土の週3回の通塾で、これだけで授業時間は12時間になります。これに加えて、志望校に対して各種テストの点数が未達の生徒は火・金に「入試基礎クラス」として補講が組まれます。参加費用は無料として、下のクラスはほぼ全員を出席させています。更に定期テスト対策・入試直前対策などが日曜日の朝から晩まで組まれますので、特に学力の底上げが必要な生徒は週6でTANJIに通ってくることになるわけです。しかも嬉々として!TANJIでは、他の塾にはまねのできないことをしたいと考えています。子供たちが大学生になったとき、将来日本全国または世界各地で活躍するようになったときに、「自分は、いったい何ができる人間なのだろうか?」と思い悩む瞬間が必ず訪れます。そのときに自分の力を奮い立たせる原動力となるものは、「自分は北海道という土地と、気質の中で育った人間なんだ」というアイデンティティーの強さです。このアイデンティティーを育てるために、子供たちに対してやってあげるべきことは、どんどんチャレンジしてやってしまおうと思っています!まずは、「送迎バスの導入」です。TANJIに通う中学生の出身中学は30校にも及びます。近隣のみならず、遠方から通ってくださるご家庭も多く、特に冬の送迎はご家庭にとっては大きな負担です。少しでもTANJIに通いやすく、との思いから2年前よりマイクロバスの送迎を開始しました。加えて、「ホタル観察会」「夏の星空観察合宿」「夏キャンプ」「洞爺湖ジオパーク散策」など小中学生を対象にした北海道ならではの土地へ出て行き、自然や文化、歴史を学ぶ体験。「宿泊研修〜大学での研究ってどんなことするの?〜」「北大研究室見学会」などのTANJIのOB・OGである大学生による小中高生への講演。また、TANJI卒業生には、現役北大オーケストラ、北大オケ出身者が大勢いますので、年末にアンサンブルコンサートを行ったりもします。そして昨年は、忘年会で知り合ったカップルがめでたくゴールインしましたが、OB・OG会として毎年年末に、TANJIの卒業生が集まっての忘年会も行っています。

あなたにとって覚悟とは

覚悟した時期の一つは、博士課程に進学したときのことです。就職活動を終えて内定をもらった修士課程1年生の正月でした。研究室での生活は体力的にも精神的にも非常にハードな環境でしたし、研究成果が順調に出続ける保証もないわけです。内定を辞退してこのまま研究生活を続けることに本当に意味があるのかどうか悩みましたが、決め手は「自分は周りと同じでは嫌だ!」という想いでした。学位を取得するまでの経緯で得られた経験は、私にとっては研究成果以上に何物にも代えがたい大切なものです。きつかった!いまだにそのころの夢を見ることがあります。論文のためのデータ取りが間に合わない!もう一つは、前職の味の素株式会社を退職して、家族を引き連れて札幌に戻ってきた時のことです。もう後戻りはできないわけです。妻の母も名古屋から一緒に引き連れてのことでした。名古屋発のフェリーにみんなで乗り込んで、2日間かけて北海道へ。フェリーの中で家族会議です。新しい環境に飛び込むことになり、苦労をかけるだろうけれど、頑張りましょうって。苫小牧港が近づくと真っ白に雪化粧した有珠山が僕らを出迎えてくれたのを鮮明に覚えています。ああ、いよいよ北海道の大地にやってきたのだって思いました。後はがむしゃらにやるだけです。北海道の人の気質は、私のバックグラウンドの東京人とも名古屋人とも違います。私が北海道の人に受け入れられる人間になれるか否かが勝負です。

カッコイイ大人とは?

「仕事と遊びのオン/オフを切り替える」学生時代からずっと音楽活動が生活の中で大きな位置づけとなる生活を続けてきました。後輩たちには「音楽活動を決してやめてはならない。細くてもいいから永遠に続けろ。」と伝えてきました。ところが、札幌に戻ってからの10年間は、私自身が音楽活動を完全にストップしてしまいました。「現役予備校TANJI」の前身は芸事を教えることからスタートしています(進学教室をスタートする前は、華道・茶道・ピアノ・声楽の教室でした)。私自身が原点に返りたいと思い立ち、昨年、バイオリンのレッスンに就くことを決意しました。昨年は念願の札幌コンサートホールkitaraでベートーベンのバイオリン協奏曲とチャイコフスキーのバイオリン協奏曲を演奏させていただきました。「故きを温ねて新しきを知る、以て師たるべし」。音楽が無くても人間は生きていける。でも、音楽活動を続けることによって発見することは多く、人間としての幅が広がる。それは仕事にも生きる。仕事と遊びのオン/オフを切り替える、どちらも全力でやる。

今後の展望

北海道の将来を担う子供たちの学力が心配です。北海道大学に合格する道内出身者の割合が、この10年間毎年下がり続けています。以前は道内出身者が北大定員の50%を占めていたのが、今年度は30%にまで低下してしまいました。後期日程合格者は定員のわずか15%で、北大生の多数が東京・大阪を中心とする首都圏出身の受験生によって占められています。この傾向は、近い将来より一層深刻化することが予測されています。 一方で、北海道の高校入試に関しては、来年度を持って「裁量問題」が廃止されます。難易度の高い問題によって上位校で得点に差をつきやすくし、子供たちの学力向上を目論んだ裁量問題でした。しかしながら導入当初より各中学校の教育現場での対応が問題視される声が上がっており、子供たちの学力向上の公教育での限界が否めません。その上、首都圏では常識なのですが、大学進学のために高校生が塾に通う風習が、北海道は極めて希薄なのです。一方で、世界の未来を担うリーダーを育てるためには、世の中を俯瞰した視点で自らの意思を持ち、子供たちに対峙できる教育者が必要です。ちまたでは、画一的な衛星授業や学習アプリがはびこり、今後の教育産業はますますAIに依存する体質へと向かうことでしょう。このような動向の中、「人を育てるのは人と環境である」ことを世の中に発信し続けたいと思っています。そして「自分のアイデンティティーは北海道という他にはない環境で育った人間性である」と自負できる、たくましい生徒を育て続けていきたいと思っています。

日本を背負う若者へメッセージ

子供たちの中には、自分はこのくらいのことしかできないだろうからと、自分で殻を作って自身の可能性を閉じ込めてしまっている子が多く見受けられます。自分自身が高校生のころにはそのように感じていたので、よく共感できるのです。ぜひチャレンジして新しい世界に飛び込んでください。無鉄砲と思われることをどんどんやってください。

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