20歳で清水建設株式会社に入社し、設計から手がける現場監督を経験。25歳で退職後、2社さらに設計・現場監督の経験を積み、30歳で株式会社翼建設を起業。現在は設計、積算から現場監督までトータルで手がける。
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幼少のころから自営業として設計事務所を営む父の背中を見て育ち、当時よりドラフターと呼ばれる製図台で図面を描く姿に憧れていました。幼少~学生時代は活発な悪ガキだったと思います。思い出を聞かれると友人と遊んでいたことしか出てきません・・・。
1社目の建設会社入社のきっかけは、当時専門学校で求人を見て「自宅から近いから」くらいの感覚だったと思います。個人経営で設計から現場監督まで何でもさせていただける会社でしたので、今の知識の土台はここにあります。当時は「知らない・分からない」と答えるのが嫌で、がむしゃらに知識を得る努力をしていたのを覚えています。
この業界で仕事をしていく以上「いずれは独立したい」と思い、10年ほど会社員生活を送りながら勉学に励み、そろそろ起業しようかと思っていた所に父が病気を患いました。結果、完治はしたのですが父と一緒に働く時間を作りたいと思ったのがきっかけで、前倒しで起業することになりました。
父親が亡くなった時です。父親の経営する設計事務所の屋号を引き継ぎました。墓前に「設計事務所と翼建設の2つの企業を、大きくする」胸に誓いました。
今後も生涯現役で続けていきたいと考えているので、慢心する事なく日々努力と勉強を続けていきたいと思っています。足元を固めて一歩ずつ確実に進んでいければ、会社としても個人としても成長する一番の近道だと考えております。
独立し憧れのブランドを自分へのご褒美として買わせていただきました。かなりのお気に入りです。
生前父親が使っていたものを何気なくもらったものです。専門学校の時から使っているので、かれこれもう15年と使っていますが、壊れず活躍しています。