介護福祉の専門学校卒業後、自動車関連の一部上場企業へ入社。会社員のかたわら、実業団選手として約15年間活躍。その後、宇都宮ブレックスのU15アシスタントコーチ2年を経て2020年9月よりバスケスクール運営を開始。
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会社員として働きながら、「自分が本当にやりたいことは何か」を2年ほど考え、そして自分には「バスケットボール」しかないと気付きました。また、自分にとっての生きがいは「人に感謝してもらえること」でありその手法として「コーチ」が最適だと感じました。日本のバスケットボールを世界に通用させるためには、バスケットボールを出来る環境、そして教える環境が必要だと思うので、立ち上げを決意しました。
何があっても「楽しむ」ことを大切にしています。どんなに辛いことをしていても、それが楽しいことであれば最後に残る記憶は「楽しい」です。スクールの生徒やご両親に、「Noriコーチのお陰で上達しました」や、「バスケが楽しくて仕方ないみたいです」などの声が聞けたときは、とても嬉しく生き甲斐を感じます。そんな風に思っていただけるコーチであり続けるために「楽しいメニュー」を取り入れるよう努めています。
やはり、スクールを立ち上げる際が一番の悩みどころでした。コロナ禍という状況もあり、立ち上げ時期を遅らせるべきか、そもそも立ち上げを諦めるべきか、夜も眠れないほど悩んだことを今でも覚えています。しかし、その悩みよりも「やってみたい」「自分ならできるはず」といった根拠のない自信が勝り、最終的に立ち上げに踏み切りました。そのときの「覚悟」は、私の人生の中で最も強い覚悟だったと思います。
いつまでも子ども心を持ち続けることが大切だと考えています。どんなことにも興味を持ち、実際に体験してみること。それが成功しても失敗しても、笑っていられる秘訣だと思います。私はそんな大人でありたいと、日々思い続けています。
私には大きく2つの目標があります。1つ目は、教え子の中からプロのバスケットボール選手を輩出することです。2つ目は、誰もが使えるバスケットボールの室内練習場を作ることです。日本はバスケットボールを自由に出来る環境が少なく、屋外だと天候に左右されてしまうので、室内練習場を作りたいです。そして最終的には練習場の管理人になりたいです。これらの目標を達成するために、日々努力を重ね、成長を続けていきたいと考えています。
現在は情報が溢れる時代です。何が正しくて何が間違っているのか、それを決めるのは自分自身です。しかし、誰にでも決断できず悩むことはあるでしょう。そんな時に大切なのは、実際にやってみること、つまり体験することです。「百聞は一見にしかず」という言葉があるように、自分の目で見たこと、感じたことを元に、自分に合った情報を収集できるように、常に目の前の出来事に対して「アレ?」「ん?」と疑問視出来るように心掛けて欲しいです。
アメリカのバスケアパレルブランド「DEUCE」にお願いして作っていただいた、オリジナルのリストバンドです。自分だけの特別なアイテムとして、常に身に着けて大切にしています。
バスケットボールは私にとって、魂のようなものです。手にしていると落ち着きます。こちらは、ハートなどの記号が彫られた限定デザインで、気に入っています。