
東邦大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院(東大病院)で研鑽を積み、東京大学大学院医学系研究科終了後は米国ジョンズホプキンス大学角膜リサーチフェローとして基礎研究に従事。帰国後は東大病院眼科で角膜移植部副部長兼眼形成外来のチーフとして、眼瞼下垂手術と角膜治療の両分野で専門性を磨いた。2025年10月より山田眼科を継承し現職。
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東京大学医学部附属病院の眼科で経験を積み、眼形成外来のチーフや角膜移植部の副部長として、専門性の高い診療や手術に携わってまいりましたが、同時に青森や栃木など地方都市で眼科医が少ない地域での診療、手術治療にも毎月取り組んでまいりました。そうした中で、最先端の医療に取り組むやりがいを感じる一方で、患者様お一人おひとりの暮らしや人生に、もっと近い立場で長く寄り添いたいという思いが強くなっていったんです。そんな中でご縁をいただき、山田眼科を継承し、専門性とあたたかさの両方を大切にした医療を目指しています。
私が仕事をする上で大切にしているのは、やはり患者様お一人おひとりにしっかり向き合うことです。眼や瞼の治療というのは、単に病気を治すだけではなくて、その方の毎日の暮らしや楽しみを支えることにも直接つながると思っています。だからこそ、手術の質には妥協せず、同時に、きちんとわかりやすく説明して、安心して治療を受けていただけることも大事にしています。新しい医療機器も積極的に取り入れながら、「ここに来てよかった」と思っていただける医療を提供し続けていきたいです。
私にとって覚悟とは、今の安定や心地よさを手放してでも、自分が本当にやるべきだと思ったことに踏み出したことだと思います。東京では安定した立場があり、多くの仲間にも恵まれ、本当に充実した環境で仕事をしていました。それでも、自分の理想とする専門性の高い医療を、必要としてくださる地域に丁寧に届けたいという思いが日に日に強くなり、北海道・旭川で継承開業する決断をしました。この選択をして、まだ日は浅いですが、自分の力が求めてくださる場所で生かされていることを日々実感しています。
私が思うカッコイイ大人は、タモリさんや葉加瀬太郎さんのように、どこか力が抜けていて自然体なのに、いざ仕事になると圧倒的なパフォーマンスを発揮できる人です。しかも、忙しい毎日の中でも、趣味や遊びにも全力で向き合っていて、人生そのものを楽しんでいる。その余裕や奥行きに強く憧れます。そういう大人に近づくには、まず仕事でしっかり実力を磨くこと、そして忙しさに流されず、自分の好きなことや遊び心を大切にし続けることが必要だと思います。年齢を重ねるほどに、肩の力を抜きながら深みを増していける、そんな大人でありたいです。
今後は、まずこのクリニックで、自分が理想とする専門性の高い医療を一つひとつ丁寧に形にしていきたいと思っています。目の前の患者様に真摯に向き合い、この地域で「ここに来れば安心できる」と感じていただける医療を積み重ねていくことが何より大切です。そのうえで、同じ思いに賛同してくれる仲間や後輩たちと力を合わせながら、その医療の輪を少しずつ広げていきたいです。自分ひとりで完結するのではなく、志を共有できる人たちとともに、よりよい医療を次の世代へつないでいくことが、これからの大きな目標です。
若い方には、ぜひ「遊びのように夢中になれる仕事」と、「仕事ではないのに、限られた時間を使ってでも本気で向き合いたくなる遊び」の両方を見つけてほしいと思います。人は、心から面白いと感じることに出会えたとき、自然と工夫し、学び、想像以上の力を発揮できるものです。私の場合、夢中になれた仕事というのがまさに白内障手術や眼瞼下垂手術でした。そうして一つのことにじっくり向き合う時間の中から、新しい発想やご縁が生まれ、次の挑戦につながるきっかけも見えてきます。自分の心が動くものを大切にしながら、仕事も人生も、前向きに深めていってほしいです。

眼科手術室で週10時間を過ごす私の相棒です。局所麻酔が基本の眼科では、患者様の滞在時間は10分から90分と幅広く、完全な無音は緊張を生みます。心地よい音楽は、患者様にもスタッフにも小さな潤滑油です。

診療と手術、そしてゴルフやスキーの場面でも、コアフォースループ ブラックスピネルを愛用。体幹を整える確かな支えとして信頼し、日々のパフォーマンスを支えています。