神奈川大学外国語学部英語英文学科卒業。学生時代はライフセービング活動を行い、全日本大会で全国一位を経験。新卒で調味料メーカーに入社。製造現場を経験後は、大阪、東京で主に小売店に向けた商品提案を行う。当時の新卒同期の縁で現座のAHR協同組合の立上げをお願いされ、2017年4月に設立。「ヒトと企業と地域を繋ぐ」をテーマとし、建設業向けのトータルサポート事業を行っている。主に外国人材紹介、建設資材販売、建設工事受注。
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初めて入った食品メーカーで出会った同期の子の実家が大阪で工務店を営んでおり、彼が新卒の会社を退社した後に、その工務店の新規事業として今の会社を立ち上げる時に任せたいといってもらったことがきっかけです。もともと大学で英語を勉強しており、海外に興味があったことと、前職で数少ない管理職に抜擢され、社長と直接話をする時間ができた時に、経営側の目線に今までにない面白さを感じ、自分でやってみたいと思ったからです。
弊社の主要事業である外国人材紹介事業に触れた6年前に最初に感じたのは、圧倒的に外国人労働者が様々なしわ寄せを食らっていたこと、日本に来ている人材含め発展途上国と呼ばれる国々のエネルギー。彼らが会社の食い物にされることは絶対にあってはいけないし、僕らはいつまでも彼らの見方であるような教育やスタンスをとることを意識し、彼らの望む未来に少しでも手伝えるような存在になることを意識しています。とはいえ、彼らに偏りすぎることはせず、対等な目線で間違っていることはしっかり教育するという当たり前なことを大事にしています。
サラリーマンという立場から経営側に変えたときです。ある種守られていたサラリーマンからすべて自分の責任になる経営側となり周りにもあまりいない事業形態だったのもあってか、やはり周りからの心配の声や大丈夫なのかといった言葉も多くありました。しかし自分の挑戦したい心は変わらなかったですし、最後は周りの応援してくれる方のためにも頑張ろうという気持ちから覚悟を決めて決断できました。まだまだ自分が思い描くような結果は出せていませんが、圧倒的に自分の人生が変わりましたし後悔は1ミリもありません。
自分の言動に責任をもち、やり切っている人がかっこいいと思います。身近な人で言うと、社長をやっている同期の父親です。失敗しようがどうなろうが、この道を行くんだという力強い姿勢と、それに自然と周囲も巻き込む影響力、そして社内を引っ張る空気感が見えて、その姿はとてもかっこいいと感じます。また、その同期も来年社長の立場になろうとしているのですが、隣で見ていても彼が一気に変わっていくのが分かります。そんな同期の頑張る姿はとてもかっこよく、私自身とても刺激になっています。
AHR協同組合としては、人材事業をもっと大きくして教育と管理の地盤を固めること。そして建設業のトータルサポーターとして、建設業がもっと生産的で人気のある職種になってもらえるようにIT導入であったり、イメージアップにつながるような活動も広げていきたいです。個人的にはそのうえで海外を拠点に置く事業も動かしていきたいです。仕事柄様々な国に行く機会が多くありますが、その先々でいろんな可能性を感じています。一方で自分が生まれ育った日本がいろんな意味で衰退しているような気もしていて、日本の良さや魅力を海外に発信していくようなことにも挑戦したいと考えています。
ベタかもしれませんが、何かしらの目標やこうなりたいというイメージ像を持ってほしいです。学生の時とは違って、社会人卒業というゴールがない中、そういった思いを持ち続けるのはとても大変ですが、考えなければ今と変わることはあり得ないし、今と変わらないままでいることは退化しているのと同じです。思い描いたからといってすぐに変わらないし、もしかしたら変わらないかもしれない。けれど目標のためにコツコツと謙虚に進んでいる姿は絶対に誰か見てくれているし、動いていたら絶対に誰か助けてくれる人も出てきてくれます。そうしたら今は地味で大変かもしれない日々もより楽しい毎日になるはずです。一緒に日本を盛り上げましょう!
今の会社を立ち上げる際、誘ってくれた同期の子からもらったものです。デザインはもちろんふとその時のことを思い返して、初心を思い出すきっかけにもなっています。
打合せ内容や自分の考えをまとめる時、どうしてもPCではなく手書きをしたいタイプなので、いままでノートを使っていたのですがかなりかさばってしまったり、後で見返しずらいのでiPadにペンシルを使って書く形に変えました。電池の減りが早くなってきたのが難点ですが。