覚悟の瞬間(とき)

長友みかん農園 代表 長友亨治
ながともこうじ

長友亨治

宮崎県生まれB型
職業:長友みかん農園 代表
趣味:神社巡り、サーフィン(初心者)、農業
座右の銘:世のため、後のため 今の私に何ができるのか

もともと農業を仕事としてするつもりはなかったが、小さい頃から馴染みのある「農・植物」に携わっていきたいという思いから、愛媛大学農学部に進学。所属する研究室でのテーマに興味があり、より深掘りしたいという思いから同大学の大学院に進む。研究室と共同研究をしていた大手化学メーカーに新卒で就職し、営業として全国主要都市勤務、支店長も経験する。父の病気をきっかけに宮崎の実家に戻り両親の農業を手伝うようになる。営業職にやりがいを感じていたが、ハウスの作物を長男である自分が守らなければという使命感を感じ、就農を決意。徐々にせとかと触れ合ううちに、その魅力とポテンシャルを感じ、もっとこの美味しさを知ってほしいという思いで、全国への普及活動に注力している。

オフィシャルサイト

来歴

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なぜ今の仕事に?

親父が2回目の脳梗塞を患ったのをきっかけに、長男という使命感もあり農業を継ぎました。予定では、サラリーマンを定年してからゆっくり農業をやろうかなくらいにしか思ってなかったのですが。その間にハウスが雑草だらけになるのは全く想像できなかったので、最初は使命感で農業を始めました。

現在の仕事への想い

最初の2年くらいは、使命感のみで必死で農作業をこなす日々でした。農業を継いだ当初は、JAに全て卸してたのですが、産地としてまとまっていない「せとか」は当然価格競争力が無い為、市場で買いたたかれてしまい、想定以上に安い金額でしか販売する事が出来ませんでした。そこで、3年目から直売メインに販売を変更し、ハウスの前で直売したり、地元スーパーに卸したりしていくうちに、徐々に固定のお客様がつくようになってきました。それから、口コミでかなり広がり、今ではほぼ直売だけで完売するまでになってきました。毎年購入頂けるお客様が徐々に増えていき、そのお客様から「今年も美味しい“せとか”をありがとう」と言ってもらうと、本当に“せとか”を作ってて良かったと思います。そして、県外からも毎年買いに来ていただけるお客様もできて、とてもやりがいを持って農業が出来ております。就農当初は海外志向が強く、香港、シンガポール、マレーシアへの試験輸出もやったことがあったのですが、最近は、“農業”を通して地元にもっと貢献したいという想いが強くなってきてます。

あなたにとって覚悟とは

自分の“こうありたい”という自分像を追い求める事ではないかと思います。“こうありたい”自分がみつかると、軸がぶれにくくなると思いますし、後ろを振り向かなくなると思います。じゃあ、“こうありたい”ってどうやって見つかるの?って言われたら、やっぱり“好きな事をする”という事に集約されると思います。最近は「やりたい事がない。生きている価値が見いだせない。将来に対して不安しかない。」とか若い人や僕らの世代の方からもたくさん聞くようになってきました。それって、おそらく「自分中心に物事をとらえている」からではないかと思います。「他者に対して何ができるか」って考えるだけで、前向きな発想が沢山出てくると思います。

カッコイイ大人とは?

周りの人に優しい人、聞き上手(相手に興味を持つ事が出来る人)、素直な人、利他の心を持った人、はカッコイイなあと思います。サラリーマン時代は、経営者の方を相手に仕事をさせて頂いていたので、そういう経営者の方はとても素敵だなと思ってました。

今後の展望

しかも、今後“農業”という分野は特にフォーカスされてくると思ってます。僕は、農業を通して、地元に貢献したいと強く思ってます。先ずは、しっかりした財務体制にした上で株式会社を立ち上げ、地元の人や宮崎に住んで農業をやりたいという人を採用していきたいと思います。そして、同時に障がいを持った人たちの雇用を積極的に採用して行きたいと思っております。農業を通して、仕事の楽しさや、作物と触れ合う事での心の安らぎを感じてもらえると嬉しいいです。そうする事で、社内に助け合いや分かち合いなど、心のふれあいによるとってもいい循環が出てくるのではと思っております。

若者へのメッセージ

「他者の為に何ができるか」を常に考えられる大人になってほしいです。今後は、ますます“個人”が重要になってくると思います。ネットの急速な普及によって、様々なツールを使って個人の情報発信が出来るようになり、ビジネスのハードルが格段にさがってきてます。最近思うのは、お客様は「“せとか”という美味しいみかんを食べたいと思う以上に、僕が丹精込めて作っているその姿に共感してくれている」と強く感じています。人は、その人のストーリーにとても興味があって、共感できる事を探したい。という欲求が強いのかな。と思ったりもしてます。僕らの時代は、普通課高校⇒国立大学⇒大手企業就職が人生の大堂みたいに言われてて、まさしく僕はそれを歩んでいたのですが、サラリーマンを突然辞めて家業を継ぐというだけで、周りから「もったいない事して!!」と何回も言われました。でも、農業を試行錯誤しながらやっていく中で、先ほども言ったように応援してくれるお客様が沢山増えて、サラリーマン時代では味わう事が出来ない、人の温もりを日々感じる事ができております。人それぞれ個性があるのと同じで、人生も人それぞれです。一生懸命に取り組んでいる姿は周りは絶対見てますし、絶対応援したいと思ってくれます。是非、自分が”楽しい”と思う事を見つけてください。そして「利他の心」を忘れずにしてください。

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まだ始めたばかりですが、休日に1人でサーフィンをする時間はとても大切にしています。「せとか」のロゴシールも、知人にオーダーで作ってもらい、気に入っています。