北海道大学農学部卒業後、麻布大学獣医学部に編入・卒業、獣医師免許取得。2003年あさか台動物病院承継・開業。2012年臨床を行いながら日本獣医生命科学大学大学院博士課程修了、博士(獣医学)取得。現在も日本獣医生命科学大学大学院特別研究生として在籍。(公社)日本動物病院協会会長、(公社)埼玉県獣医師会副会長、(一社)日本獣医麻酔外科学会理事を兼務。2023年ビジネス・ブレークスルー大学大学院経営学研究科経営管理専攻修了、MBA取得。
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父親が動物病院を開業しており、幼少時から犬や猫の手術や帝王切開、お産などを見ながら育ったことで自然と獣医師を志すようになりました。毎日診療をする中で、人と動物の共生が社会にとって大切なことを感じ、その活動をしている日本動物病院協会に入会したことで、そのことをさらに社会に拡げていきたいと考えるようになりました。
検査することばかりが大事だとは思っていません。視診、聴診、触診をしっかり行うことを心がけています。また獣医療においては常に最新の情報を取り入れ、それを実践することで飼い主様の願いを叶えること、社会活動においては自身のことよりも利他的な精神で社会のお役に立つことを考えてきました。
父親が亡くなり、診療の全責任を負ったことで覚悟が決まったと考えています。人は誰かに任せているうちは成長しない、自身で何とかしなければいけないという意識が人を変えると考えています。様々なことが重圧としてのしかかってきましたが、自分の決めた道なのでやるしかないと粛々とやってきました。
実力があることを自分でひけらかすことなく、周囲の人に自然と評価される人がかっこいい大人だと思います。そのためには人に寛容であり、利己的ではなく利他的な人格が必要で、そして目的に向かって努力し続けることが必要だと考えています。
人と動物の共生社会に向けて、今の日本ではペットが入場ができないエリアが多くありますが、欧米のようにペットをどこにでも連れて行ける社会になれるよう、尽力したいと考えています。そしてシニアに対して年齢制限なくペットの譲渡が可能になり、シニアが年齢を重ねてもペットといつまでも一緒にいれる社会にしたいと考えています。
自分自身のことを考えるのと同時に、常に他人の幸せを考えられる人間に皆がなれれば、社会はもっとよくなると考えています。他にもチャレンジに制限をかけることで自分の成長を妨げられているようにも感じます。失敗を恐れずにチャレンジすることで実力が上がっていくと思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。応援しています。
日々のスケジュールやアイデアなどを書き留めています。仕事をした分だけ風合いが増していくのが魅力で手放せないアイテムです。
日本動物病院協会会長(JAHA)に就任したときに当院のスタッフからいただきました。大事なイベントの時に着用しています。