Fabtech 代表取締役 鳥居彰夫
とりいあきお

鳥居彰夫

愛知県生まれA型
職業:Fabtech 代表取締役
趣味:音楽鑑賞、映画鑑賞
座右の銘:できない理由が分かれば、解決策は必ずある

地元愛知県立高校でフォークソングバンドを結成し楽器よりボーカルに熱中。卒業後は建築系の父から学費は出せないと言われ、我が家念願のボーナスのある企業へ一直線に就職。自動車関連会社で日夜働き、体を壊して楽しい寮生活から実家へ戻る。何をやりたいかではなく、楽で給料の高い企業をさがしているところ、㈱日本油脂化薬事業部(元㈱日油)の研究所の助手に就職。47歳で転職、その後ハウスメーカー、警備員、ソーラーパネル製造会社などなど経験し現在に至る。ファブリックヒーターと出会い、使命感が沸いた。全ての経験が今生きています。誰でも世の中の一員であることを実感しました。自分のやりたいこと、自分しかできない事をもがきながら、楽しく働いています。

オフィシャルサイト

来歴

1 2 3 4 5 6

なぜ今の仕事に?

電熱線の歴史は長く生活に欠かせない物ですが、電熱線以外のものが無い為、ショウガナイので使っているところもあります。その中で導電性繊維に出会いました。これをヒーターにしたら世の中の常識が変わる、鉛筆がシャープペンに代わるくらいだと思いました。それから7年以上経っていますが十分な研究開発もできていないし、必ず世の中を変えるヒーターになると信じています。

現在の仕事への想い

私の仕事は熱を与える製品開発です。温度は常温から200℃程度までを一つのヒーターで発することができます。人肌のぬくもりは凍えそうな体と心に安心感を与えます。布団の温もり、お風呂のお湯につかるだけで嫌な出来事も、忘れてしまいます。また、積雪寒冷地では雪害で人命や生活に被害が出ています。融雪製品はまだまだ十分な性能に達しておらず改良が必要です。新しい製品や技術が完成すれば需要はあり。大企業の参入を期待しますが、雪の中の生活を知らない地域にある企業には理解されない様です。私は40歳前半に北海道岩見沢市内に単身赴任で住んだことがあり、雪景色の素晴らしさと雪かきの苦労を経験したことがあります。この雪のある生活が好きになりました。当時は非塩化物系の凍結防止剤の開発と営業をしていたのですが、日本国内面積の約50%が積雪寒冷地に指定されていることを知りました。日本海側が多いのですが、北海道から九州まで雪の降る地域があります。また、世界的に見ても雪の降る地域は予想以上に多いです。積雪寒冷地には人が住めない場所も含まれますが、日本は世界的に見ても積雪寒冷地の人口が多い国のトップになります。また雪害対策技術が一番進んでいる国でもあります。この雪害対策技術が世界的にも注目されていると聞いたことがあります。環境破壊による異常気象で予想外の豪雪が起こることも最近では珍しくなくなりました。弊社のヒーター技術は災害時に暖を提供することも、融雪することも可能。この日本の技術で国内も海外も、安心して雪の中の生活をエンジョイしてもらえたらと頑張っています。

あなたにとって覚悟とは

会社を設立したのは2015年8月です。その前に3社別々の時期で開発に協力してもらいましたが、色んな事情があり継続できませんでした。3社目の継続を断念するときには、自分で事業を継続するほどの資金もなく、銀行からの融資をお願いしました。名前が数字から始まる銀行でなかなか融資には厳しい審査があると聞いてましたが、「覚悟」を決めて融資担当窓口を訪問しました。製品の説明、目的、将来性など数回に及ぶ説明で銀行側の証人をもらえました。この融資が無ければ今の会社も生活もなかったと思います。独立してからも経営は厳しく、2名の社員に退職してもらい、事務所兼工場だった社屋も手放し、事務所だけの会社に縮小しました。製造に協力して頂ける会社が見つかり製造を委託することになったことも幸いでした。NEXCO、JR関連の開発品が開始したのもその頃です。しかし経営は低迷し一時は倒産も考えなければならなくなりました。倒産は自己破産を意味します。数ヶ月後には具体的に倒産手続きを開始する覚悟をしていましたが、私の特許技術をライセンス契約してくれる会社が見つかりその契約金で弊社(私達家族)は救われました。何度となく荒波の中で最下点まだ沈んでギリギリのところで沢山の方々に救われてきました。だから今後何があってもやめる訳にはいきませんし、かならず成功させる覚悟でいます。

カッコイイ大人とは?

いくら自分が相手より地位が上で、知識も上回ると思っていてもそれを見せずに相手の意見を聞く姿勢がある方を尊敬します。実際にそのような方と出会う機会が何度もありましたが、私もいつかは成れるように心がけています。相手の悪いところは分かりやすく見つけやすいですが、開発と同じで悪いところがあっても別の角度からみると思いがけない発見があるものです。人には必ず知らない面、良い面があると思っています。第一印象が悪い人もいますが、話の合間に笑顔を見ることができればと心がけています。

今後の展望

弊社の発熱体は電気エネルギーが必須です。また化学繊維が主体ですので被覆する材料が必要です。化石燃料を使わない発電機を開発された方と独立電源型発熱体システムの開発に2021年から着手します。電気工事や電力会社との契約も不要になるシステムですので、色んな利用方法が増えると思います。電気代が不要で自由に利用できる発熱体システムですから、融雪が必要な場所を常時雪のない状態に維持できます。また災害時の避難場所の床暖房も自由に設置できます。また、ポリウレアという耐久性が高く、耐薬品性に優れた樹脂を弊社のファブリックヒーターの被覆材に採用しています。これによりロードヒーティングが容易に施工できるようになり、さらに耐アンモニアに優れているため、牛舎などの床暖房に利用できるようになります。牛舎での暖房器具による火災は毎年発生しており、人や家畜の命が犠牲になっています。独立電源型発熱システムは、これまでの発熱体の課題を解決してくれる製品になります。これも様々な方々との出会いがなければ実現しませんでした。あとは弊社事業を継承して頂ける企業と人材を見つけることで私の役割は終わるでしょう。

若者へのメッセージ

1人でできない事は沢山ありますが、チームになればできない事は何もありません。人が考えることで実現できないことはありません。宇宙を行き来して星の石を採取することが実現しています。コロナ禍で大変な時代ではありますが、人類は必ず克服すると思います、そして国や人種を越えて地球レベルのチームが実現すれば戦争もなくなり、新しい地球が生まれると思っています。知らないこと、できない事を恥じるのではなく、知ろうと思うこと、行動を起こすことを始めて下さい。

おすすめ動画※この動画を見た人はこの人の動画も観ています

放送作家 元祖爆笑王

放送作家
元祖爆笑王

元サッカー日本代表 ラモス瑠偉

元サッカー日本代表
ラモス瑠偉

スカッシュプレーヤー 松井千夏

スカッシュプレーヤー
松井千夏

お気に入り

オメガ製腕時計(1971年製シーマスター)

亡き父が若い頃に唯一購入した高級時計で高校生になるころ私に譲ってくれたものです。一度オーバーホールした時に本物であったことをしりました。疑っていた訳ではありませんが、いつか私もグランドセイコーを身に着けたいと思っています。

フォークギター

引っ越しの度に運んでいますが、賃貸マンションになってからここ10年以上引いたことがありません。もう指先も柔らかいし、動きも悪いので無名のギターですがいつか思いっきりかき鳴らしてみたい。