3歳からピアノを習い、国立音楽大学教育音楽学科幼児教育専攻。
河合楽器音楽教室に勤務後、教室勤務で生徒数No2講師となり、その後独立。
ピティナコンクール大人の部優秀賞、連弾の部優秀賞受賞。
指導者への取り組みを始め、年間4000名のピアノ講師を指導する他、年間50回以上のコーチングセミナーを実施し、他にも合計250回の講義を全国で行い、ピアノ講師310名に2800時間セッションをこなす。
並行して、生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチの資格を取得。
2014年、経営や保護者とのコミュニケーションの取り方まで指導する「ピアノ経営塾」を始動し、「人生はデザインできる!」という理念のもと、年収100万円でもすごいと言われる業界で、年収500万円のピアノ講師を多数輩出し、現在10期、200名以上の卒業生が活躍している。
ピアノ教育は発達障害を抱える子供や障がい者教育にも効果を上げているため、その普及活動にも力を注ぎ全国を駆け回っている。
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3歳からピアノを習い、毒母から過干渉を受け、音大ピアノ科を受験するも失敗。母の期待に応えられなかった自分を責め続け、自己喪失感のもと反抗もできない幼少期を過ごしました。その後、青梅市でピアノ教室を主宰。2004年にコーチングに出会い、資格を取得。自己肯定感の高い子供を育てるには、保護者、指導者たちの自己肯定感が高くなければいけないと開眼し、指導者への取り組みを始め、2014年に経営や保護者とのコミュニケーションの取り方まで指導する「ピアノ経営塾」を始動しました。時間にもお金にも豊かでエレガント。生徒の目標になる先生と増やしたいと、ピアノ教室の先生を子供たちが憧れる職業にするために奮闘しております。
「これ」って思ったものは10年続けることです。私は、ピアノを通して4つの仕事を経験しました。初めて入社した音楽教室は、出産と子育てのために5年で退職してしまいましたが、その後にママ起業家として自宅でピアノ教室を主宰し、子育てをしながら10年続けました。コーチングに出会った後は、セミナー講師、セッションを10年続けました。現在の経営コンサル業に転身してからは、5年目になりますが、こちらも10年続けることを決めています。自分の人生を振り返ると、「積み上げの人生」だったと思います。さらに、ピアノと出会ってからは50年間。ピアノを続けていたからこそ、様々な経験や人脈を作ることができ、現在の仕事へ繋がっています。実績を語る上でも、それぞれの10年と言う数字は、私の中で大事な数字となっています。今は時代の流れが早いので、若い方はまずは3年、「これは」と思ったものは、5年は続けて欲しいと思います。
ピンチはチャンスということです。私は「チャンスは斜め上からくるもの」だと思っています。自分には無理かもしれないと思うような難解なオファーでもまずは引き受け、それが今の自分を切り開いてきました。自分にできないオファーはそもそも来ません。そう信じて、誠心誠意、お客様に喜んでいただけるよう頑張らせていただいています。その中でも、むちゃぶりオファーが数々ありました。「ウィーン研修旅行」は、初めての海外での仕事。まだ思春期の子供がいる中、一週間家を空け、かつすぐに帰れない海外。男の子二人だった為、とりあえず料理だけでも出来れば何とかなると思い、料理を作れるように仕込んだ結果、お互いに自立を促すことができました。「雑誌掲載」は初めての雑誌からの依頼。 今まで扱っていなかった思春期の子供達へのコーチングというお題であり、当時自分の子供はまだ思春期にはいっていなかったが大見栄を切って臨みました。実際にやってみると、自分で勝手にできない理由をあげていただけで、やってみたらなんてことはありませんでした。この掲載が引き金となり、全国への足がかりを得ました。「ピアノの先生に経営を教える」という点では、当時はまるで自信がなく手探り状態で、実は売って売れるまで内容を一切考えていませんでした。当時業界にしてみればかなり高額な商品で、自分の中で全く売れる気がしませんでした。ただ、必要とはされているという確信だけはあり、『売ってから考えろ』の精神で満足のいくものを提供したく、必死で考えました。まさに覚悟の瞬間 でしたが、10期まで続くロングセラーになりました。ピアノ業界の未来を変えていけると本気で思っています。
私たちみたいに50代になっても、20代30代の人から学べる姿勢を持った大人はカッコいいと思います。先生であれば生徒から学べる姿勢、親であれば子供から学べる姿勢。これからの時代は若い人たちが活躍する時代です。私は50代手前で法人化しました。音楽業界という狭いところにいましたので、あえて広い世界の人たちと交流したく、様々な経営塾などにも参加しました。そういった塾の先生は、私よりもずっと若い方ばかりで、塾生仲間も私よりずっと若い方ばかりでしたが、30代でも成功し、億を稼いでいたりする人もたくさんいました。実績や経験も必要かもしれませんが、これからの時代は若い人たちが活躍しやすい時代です。また、商品によっては顧客が若い層の場合もあり、ならばそうした人たちの時代感覚というのも取り入れなくてはいけないなと思っています。古い時代の年功序列はもう終わりました。実力のある若い人たちから学び、単純な能力主義、実力主義でなく一般層、購買層である若い人たちからも学ぶ姿勢が大事だなと。それが、かっこいい大人なのではないかなと思います。
情報局になろうと思っております。と言うのも、私は情報発信をするのが好きですが、特にピアノ業界は狭いので専門的な情報ばかりがくるくるしています。なので、私はあえて外からの情報をピアノ業界に発信したり、またはピアノ業界の情報を外に発信したり、そんな役割ができたら楽しいなと思います。この情報の中には人も含まれます。ピアノ業界で活躍している人を他の業界に紹介したい、または他の業界で活躍している方で、この業界の方に是非知ってもらいたい方などを紹介していけたらなと思います。そうした意味でも今のライブはずっと続けていこうと思っております。野望は、ピアノという習い事を人気の習い事で不動の1位にすることです!
何でもやってみる!何でも経験してみる!そしていっぱい失敗する!その中で、何が続いたかに注目し、次に繋げてください。そのプロセスの中では、やりたいことだけでなく、やらなくてはいけないこともあると思います。そのバランスを大切にしてください。今はやらされていると思うこともあるかもしれませんが、それが未来、やりたいことに変わる事は充分あります。若い世代の方には、ご自分の人生の幅を広げてほしいと思います。そういった意味でも、いろんなことにチャレンジしてほしいです。私には2人の息子がいますが、そんな事を思って接してきました。今は別に1つ会社を作り、次男(大学4年生)が代表取締役、長男(社会人2年)を出資者にして運営させています。業種は2人の得意なことです。この会社が10年続けば、その方向性はあっているのかもしれません。続かなかったら、閉じたらいいし、この経験を元に、また新たな事をしたらいいと思っています。
パリコレデザイナーに作ってもらったペンダントを中心とした虎のアクセサリー。ピアノ業界にならい、改革し、そして創造していく。そんなイメージで虎のシンボルを選んでもらいました 。身に着けるたびに自分を奮起させています。
作業用もありますが、ビジネス用として、必須アイテム。実はテレビ出演の時にも、小道具としても大活躍。スパルタピアノ教師役の演出に効果が出ました。