松本歯科大学卒業。一年目は大阪歯科大学で研修。その後大阪・福岡の一般歯科で10年勤務。その間福岡の水上先生と金成先生の下で歯周病と矯正のコースを修了する。2016年に地元に戻り、現在の場所で新しく医院をオープンさせる。
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父親が歯科医で小さいころから仕事する姿を見ておりましたが、実は小さいころは歯医者がものすごく嫌いでしたので、まさか歯医者になるとは思っていませんでした。ただ進路を進めていくにつれて、周りから父親の腕のすごさを聞き、人に貢献すること、痛みを取ること、人を助ける仕事って素晴らしいなと思い、歯医者になると決意しました。
以前、ある先生に言われた「医者は人の命を救う、歯医者は人の人生を救う」という言葉がとても胸に深く残っています。患者様のQOLを考えながら、人それぞれの生活スタイルに合わせ、一人一人に寄り添った最善の治療計画を立案、実行出来るように心がけています。
覚悟は自分だけのものではなく、自分を少し捨ててでも人のために今までと違うことを考えるということだと思います。今までの人生で覚悟の瞬間は二回ありました。一つは、新しい命が誕生した時(子供が生まれた時)。今まで自分で自由にやってきた部分も嫁と子供のために時間を費やしていく覚悟をしました。もう一つは、地元に帰って新しい病院が開院した時の、父の跡を継ぐ覚悟でした。また、それに伴い高校までこの出水で過ごしていたので、地域の方々に恩返しもしていかなければならない、もちろん従業員の生活も支えていかないといけない、という覚悟もありました。
人には優しく自分に嘘をつかない人。負け(失敗)を認めた時点ですぐに次に切り替えることが出来る人。誰よりも一番働き、時には誰よりも子供になって遊ぶ事が出来る人。表面だけでなく中身のある大人はかっこいいと思います。
歯科医師として知力、技術、判断力等は勿論のことですが、一人の人間として尊敬されるような大人になれるよう努力したいと思います。基本的には決まった治療、決まった診断をすることが大事ですが、人間であるということは、その人の気持ちになって人と人との付き合いをまず第一に考えていきたいです。人は一人では大きくなれず、人あっての自分だと思うので、人との付き合いを大事にし、人の良いところ、悪いところを学びながら、成長していきたいです。
地元からいろいろなところに出て、いろいろな経験をして、いろいろな人と出会って自分が作られていくと思います。広い世界を見てとりあえず家から出て、遊んで、学んでしていけば、かっこいい大人になれると思います。とりあえず広い世界を見ていってください！
抜歯の器具です。開院祝いに大阪研修医時代の友人からいただきました。
オリジナルデザインで作りました受付に置き、お子様・患者様にあげています。患者様が車に貼ったり携帯に張ったりして、使ってくれています。
