関西大学システム理工学部卒業。2018年にVリーグチーム兵庫デルフィーノに入団。新卒で某大手ワイン商社に入社、銀座にて販売職に1年間従事。退職後、2020年に個人事業主としてウェブマーケティングコンサルティング業に従事。学生時代に開催していた大学生向けバレーボール大会を軸に、2021年10月に法人設立。
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小学4年生の頃に担任の先生がジュニアバレーの監督をしていて身長が高かったので「バレーやらないか?」と声をかけてもらったのがバレーボールに関わるきっかけでした。スポーツを通して仕事がしたいという気持ちは中学生の頃からありましたし、私の経験をどう活かせるかを考えた時にイベント業が最適だなと感じました。大学生の時代に同好会に所属していて関西特有ですが、サークルと同好会に厚い壁がありました。それを取り除こうと新規大会を開催したのが今の仕事に就いたきっかけです。一度新卒でワイン商社に入りましたが、配属先は東京の銀座でした。大学生の頃からVリーグチーム兵庫デルフィーノに所属していて練習に参加することができなくなり、バレーに専念したいという思いから退職して兵庫に戻ってきました。プロの世界を経験してこれをアマチュアの人にも伝えたいと思い会社を設立しました。
関わる人全てがコートをステージにしてもらいたいと考えています。選手自身がコート内で自分をさらけ出せる環境、自分が主役というのが非常に大事だと思っていて、その環境を作り出すのが私たちの仕事だと感じています。今後私たちが主催したイベントを通してプロになりたいという想いを持つ子供たちも出てくると思いますし、スポーツに関わる仕事をしたいという人も出てくると思います。私たちの事業を通して何かしらのきっかけを与えることができたらいいなと考えて仕事に取り組んでいます。また、私たちの事業を応援してくれるスポンサー企業の方々の看板も背負っているので自分自身が広告塔という意識を常に心がけています。
人生全てが覚悟の連続だなと感じています。受験するときも進学する時も就職する時も何かを決断する時というのは覚悟が必要です。私自身Vリーグチームに入るのも覚悟を決めて入りました。大学は同好会でスカウトではなく、トライアウトを受けて入ったんですけど、正直ついていけるかわかりませんでしたし、同好会からVリーグに入る人なんて多分僕くらいです。やると決めたらやり通す。これが覚悟なのかなと思います。覚悟を決めてやってみてダメでもまた次の覚悟が出てきます。そこで失敗を糧にどう覚悟を決めれるかが大事になってくるのかなと思います。
信念を貫き通す人がカッコイイ大人だなと思います。信念がブレない人は強いですし、人がついてきます。あっち行ったりこっち行ったりしていると人は不信感を持ってしまってついてこなくなってしまいます。これはスポーツにおける監督が良い例だと思いますが、昨日言ってたことと今日言ってることが違うと選手は結局どっちをすればいいの?となってしまうので、まずは軸をしっかり持って行動や発言をしないといけないなと思っています。簡単に思えそうですが、実はこれができていない大人が多いですし、私もできていないと思います。これを完璧にできている人はすごくカッコイイなと思います。
今はまだ大会を開催するということでしか貢献することができていませんが、これからはジュニア世代の育成やスポーツを通した地域貢献もしていきたいと考えています。やりたいことはいっぱいあるんですけど、特に私がVリーグにいた経験や考え方などもジュニア世代の子にも伝えていきたいですし、自分で考えれる能力を持った人を育てていきたいです。私自身そこまで大きな成果を出している人間ではないので、偉そうなことは言えないですけど、理論立ててこうしたらこうなるとか考えられる人材を育てていきたいです。
私自身27歳とまだまだ若輩者ではありますが、今の学生には様々なことに挑戦してもらいたいです。社会に出ると仕事で時間を取られてやりたいこともできない状況に陥ります。私も振り返ると「あの時もっとああしとけばよかった、こうしとけばよかった」と思うことがよくあります。悔いが残らない人生なんてものはないと思いますが、挑戦せずに後悔するよりも挑戦して納得した失敗の方が前に進めると思います。私も多くの失敗をしてきましたが、失敗を重ねて学んだことが多くあります。1つでもやってみたいことがあるのであれば、ぜひやってみてぜひ自分が納得できる人生を歩んで欲しいです。
常に持ち歩いているパソコン。これでいつでもどこでも仕事ができます。
学生時代から愛用している名刺入れ。一つ一つ柄が違い唯一無二のものです。