覚悟の瞬間(とき)

医療法人社団白研会ホワイトラボ東京 理事長 鈴木紀子
すずきのりこ

鈴木紀子

東京都生まれA型
職業:医療法人社団白研会ホワイトラボ東京 理事長
趣味:旅行
座右の銘:何歳になっても挑戦をし続ける人は若々しい

北里大学医療衛生学部卒業。新卒で言語聴覚士として5年勤務。28歳で一念発起し広島大学歯学部に学士編入学。在学中にはカナダの大学へ留学し海外の歯科事情を学ぶ。口腔外科、一般歯科を経験後、2016年渋谷に歯のホワイトニングをメインとしたホワイトラボ東京を開業、2017年医療法人白研会を設立、2018年銀座に分院を開院。傍ら、東京医科歯科大学大学院にて頭頚部癌の研究を博士課程で行っている。

オフィシャルサイト

来歴

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なぜ今の仕事に?

単純に人を喜ばせることができる仕事をしたいし、好きな事を仕事にしたいと子供のころから思っていました。実は大学を卒業後、はじめは言語聴覚士というリハビリの仕事をしていました。脳梗塞や事故などで話しにくくなった人に対して言葉のリハビリをする仕事です。職業柄人の口元をついつい見てしまうし、口って人の第一印象を決めるすごく重要なパーツだなとこの頃から思っていました。28歳の時に、だったら口元の専門の仕事しようと一念発起して歯学部に学士編入学しました。31歳の時にカナダの歯学部に留学する機会があったのですが、そこの大学に来ている患者さんは口元の見た目をかなり気にしていました。若い人も、お年寄りも、人種も性別も関係なく、みなさん歯を顔のパーツとして大切に考えていました。このギャップに正直驚きました。私も仕事を始めるまでは、歯並びももともと良かったし、歯の色も結構白かったので気にしたこともありませんでした。しかも奥歯なんか銀歯をたくさん入れていました。海外の友人が多かったこともあり「写真に写るときは歯を見せて笑って!」とよく言われていました。そうなると銀歯が写真に写って気になりだしたので、全て白い詰め物に変更したところ、「歯がきれいだねー」とよく言われるようになりました。たったそれだけのきっかけでしたが、確かに写真写りも違うし、ほめられると自信もでてきました。それから歯をケアするきっかけになりました。歯医者になってからはホワイトニングの勉強をして、たくさんの人が喜ぶ様子をみましたが、一方で少しずつ白くして通ってもらった方が歯医者としてはもうかるよ、という先生が多く愕然としました。自分が消費者だったら、無理なく通えて、自分の口元のケアをしっかりやりたい。でも歯医者のホワイトニングって痛かったり高かったりするイメージが強くてなかなか行けない。そんなジレンマを打破したいと考えたとき、じゃあ開業して好きなようにやるしかないじゃん!という結論に至りました。そう考えてから1か月後には物件を契約していましたね。

現在の仕事への想い

何事もまじめに誠実に取り組んでいれば必ず良い結果がついてくると信じています。常にクリニックに来てくれている方々には技術を出し惜しみせず、できる限りの効果を出して納得してもらいたいと考えています。判断に迷うこともありますが、そんな時は自分の家族を思い浮かべて、この人が家族だったらどうする?と自分に問いかけていますし、スタッフもそのように教育しています。つまり、どんな細かい仕事の一つひとつをとっても、とにかく誠実に、着実に、いつも全力で行うこと。そうすると自然と信頼関係が生まれると考えています。今の仕事も私一人ではなく、前から知っている子がスタッフをしてくれたり、同級生がドクターをしてくれたりしています。仕事って人で成り立っている、ダメな時期があっても必ず誠実に仕事をしていれば自分に戻ってくると思います。

あなたにとって覚悟とは

覚悟とは、90%の勢いと10%の勝算だと思います。やはり現実は厳しいのでできそうにもないことが叶うというのはごくごく一部だと思います。勝算を考えるのは腹をくくるにあたって大切な事だと私は思います。私の覚悟の瞬間は、再受験を決めた28歳のときと35歳で開業をしたとき。28歳、同世代がどんどん仕事に慣れて家庭を持ち始めているころ、とにかく自分を変えたくて毎日うずうずしていました。やりたいことがいつも次から次へと出てくる性分なのですが、この時は何よりも再受験することが最優先で、どこにこんなパワーが隠れていたんだろうと私自身もびっくりしました。親も上司も友達も驚いていましたが、みんな心から応援してくれましたし、絶対受かると宣言して臨んだので、もう絶対受かるしかなかったんですね。とにかく苦しくもあり楽しい時間でもありました。自分を信じる覚悟の瞬間でした。35歳、開業をするなんて夢にも思っていなかったのですが。私はよくどの国に行っても人に道を聞かれるんですね。たぶん顔が声をかけやすいのかもしれないのですが。働いていても結構すぐ患者さんと仲良くなれてしまう。自分でいうのも何ですが、ちょっとそういう才能があるのかも、なんて思い始めたころ、前に勤めていた歯医者さんで個人の成績データをだされたんです。しかもそれがいつもトップにいたので、確信に変わりました。だったら自分で自分の理念に基づいて自由にやった方が楽しいな、どうしようできるかなーと思っていた時、半分開業宣言する気持ちで幼馴染に相談してみました。コンサルタントの仕事もしている幼馴染は、その現実的な道筋を立ててくれて、あれよあれよという間に話が進み、今に至ります。幼馴染のおかげで覚悟を決められた瞬間でした。

カッコイイ大人とは?

常に新しいことを学んで進化し続ける人に憧れます。リハビリの仕事をしているとき、95歳のおじいさんが漢検1級を次受けるんだ!とずっと勉強されていました。何かをしたいとき、年齢は関係ない。やりたいことをやりたいときに、その瞬間を逃さないそんな生き方をしていきたいです。座右の銘ではありませんが、私の高校の先輩にあたる脳科学者の茂木健一郎先生も「何歳になっても、自分が今までやったことがないことに挑戦する人は若々しい。」と述べています。本当にそんな気がします。いつまでのチャレンジし続けられる大人の女性になりたいです。

今後に向かって

大きな話に聞こえるかもしれませんが、歯科に限らず、医療をもっと身近なものにしていきたいというのが大きな目標です。例えば、日本人はなぜ歯をあまりケアしないのでしょうか、もっとした方が良いです。ほかの国と比較しても遅れている状況です。保険制度もありこんなにリーズナブルに歯科医療を受けられる国は無いのにもったいない。病院は「悪くなったら治す」ものであって「定期的にケアする」場所だという認識が薄いからかもしれません。でも実際は、虫歯がひどくなってから通うよりも、定期的に歯医者さんに通って、そもそも虫歯ができない方がずっと良い。今私がやっているホワイトニング専門の医院は、歯の治療はおこなっていません。でも、ホワイトニングをやる前に医師が口腔内のチェックをおこなっているので、歯の状態を詳しく伝えたり、虫歯の早期発見につながったりします。これは、我々が医療としてホワイトニングを提供しているからこそできることです。今はまだ漠然としていますが、歯科だけではなく、医療の入り口をもっと身近なものにして、患者さんとの関わり方を変えて、正しい医療の技術・知識が広く世の中に伝わるきっかけを作ることができないか?そんなことを考えています。これは私が医師だからこそできることなので、そこを大切にしていきたいです。

若者へのメッセージ

思い付きでも勢いでも何でもいいと思います。タイミングだって人それぞれなので、何も現役で良い大学を出て一流企業に就職しなくなって負け組ではありません。ただどの仕事でも一流を目指すべきですし、誠実にうそ偽りなく働く事が、いつか良い結果として自分に返ってくると思います。私もまだ若いので。若者へのメッセージなんて言える立場ではありませんが、今まで出会ってきた人達に囲まれて今の私がいるのは確かです。仕事は人で成り立っているということを実感していますので、縁が会って出会った人を大切にしてください。

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