高校卒業後郵便局員
1992年:家業を継ぐ
1995年:新築オープン、20席レストランとうふ屋オープン
2000年:有限会社設立、谷口商店から有限会社谷口屋に。
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私で3代目なのですが実は前職郵便局員をしておりました。その時代は上司の方に対して反発が色々あり、自分の為に動いていました。ただ、外回りをしていたあるとき、あるお客さんから「谷口屋さんのお揚げってうちの息子や孫がこのお揚げが無いと機嫌が悪くなるから谷口屋さんのお揚げしか食べないんだ。」と言われました。それを聞いた時に自分の両親はすごくいい仕事をしているなと感動し継承を決めました。
谷口屋の油揚げは皮がしっかりしていて中はまだ木綿豆腐の状態で全て気泡が入っているような分厚い油揚げです。この油揚げをどのように食べればいいのかをもっと知ってほしいと思っております。日本の味付けはもちろん。世界三大料理の味付けもしていきたいと考えています。イタリアンやフレンチのシェフとのコラボレーションで福井県の郷土料理であるサバのへしこを使った油揚げの料理もあります。こういったことが出来るんだよということを紹介していこうと思っております。
家族団欒をつくたい。油揚げを買ってくださった家庭の団欒、食べに来てくださったカップルの団欒、近所との団欒。以前イタリアの夫婦がお店に来てくださりました。旦那さんが油揚げ大嫌いだったそうです。ただ、奥さまの勧めで食べたところぺろりと食べられてしまいました。うちの油揚げを食べられた旦那さんは「これは私が知っている油揚げじゃない!!」と仰ったそうです。私はこのような団欒の幸福の輪を世界に広めたい。そのために覚悟をして行動しております。
周りの人だけじゃなくて社会の人、地域社会の人の為につくせる人です。二宮金次郎さんですね。背中に薪をおんぶしながら学び武士にまで上り詰めた人です。ずっと地域社会の為につくされていました。まず私がやっていることは、自社の本店の周辺の草刈りをしたり、川の掃除したりしています。お客様がいらっしゃったときに、ここの川はすごくきれいだなと思っていただきたいですね。まずは本店の周りからどんどん村に広げていきたいと考えております。
豆腐はすでに世界中に広がっています。ただ、日本の油揚げをもっと世界に知って欲しいと思っております。世界にはまだまだ冷凍の物しか普及されていないです。スーパーに売られている油揚げはお客様をじーっと待っているようでかわいそうに思っちゃうんですね。だからこそできたての油揚げを一枚一枚丁寧にお客様に食べていただきたいです。
出会いはすごくチャンスです。いかに出会いを大切にするか。そこに尽力していたら一番成功に近づくと思いますし、一人一人の輪が広がっていくと思います。出会いを大切に頑張ってください。
大川隆法さんの本です。妻に紹介してもらった本なのですが、何度も何度も読み返し大事なところはマークしています。この本のおかげで与える愛の大切さを学びました。
常に身に着けています、本を読むときなどに欠かせません。私の左腕です!