立教大学経済学部経営学科卒業後、求人広告の営業や大手インフラ系の企業にて会社員を経験。学生時代から続けていたストリートダンスを継続していくなかで、自身の怪我を救ってくれた治療家に影響を受け脱サラ、医療系国家資格を取得。6年ほど施術に専念していたが、運動指導の必要性を痛感し、現在はピラティス×整体のパーソナルセッションを一般向けに行いつつ、運動指導者向けのオンライン講座、ワークショップ、コミュニティ運営などをしている
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自身の怪我を救ってくれた治療家の影響です。大学を卒業して会社員になっても学生時代一生懸命になっていたストリートダンスを継続していました。大きな舞台前に怪我をしてしまい、整形外科では半年はダンスは無理との診断をされました。とはいえ1ヶ月後に舞台が控えていたため何とかならないかと、様々な繋がりから紹介していただき出会うことが出来ました。その後、専門学校に通い国家資格を取得して約6年ほど施術に専念していましたが、改善施術技術は向上するものの、体の不調や見た目の改善には日々の姿勢や体の使い方の見直しが根本的には必要であると痛感し、ピラティスと整体を組み合わせたスタイルに至ります。その間Instagramで体の発信をしていたところ、発信内容が分かりやすいとフォロワーが2万人を越え、WSや講座の実施、継続的な学びの場として100人規模のコミュニティ運営をするまでになりました。
今目の前にいるクライアントの体を「見ること」です。コロナ禍以降多くのメソッドや団体が乱立、SNSでもこれが正しい、という発信が多いですが、全員に当てはまる手法はありません。クライアントに何が起きているのか、主訴との関係、課題は何なのかを見極め、思考することが必要です。そしてその思考の流れを言語化、体系化した講座をすることで、受講したトレーナーに紐づくクライアントの助けにもなります。なので出来る限り現場のセッションを日々行いながら講座のブラッシュアップをしています。また常に1人で仕事をしていることもあるので、人と仕事する時は足し算ではなく掛け算にしようとすること、生み出すことを心掛けています。
人の影響力を頼ろうとしないことです。あくまで自分自身という考え方です。誰かの紹介でお客様になってもらうのではなく、「海野に診てほしい」と言ってもらえるくらいに、自分の力を高めるように腹を括ったところ、この仕事に対してすごく向き合えるようになりました。それが自分の中での「覚悟」なのかなと思います。
年齢を言い訳にしない人、挑戦し続けている人、仕事を楽しんでいる人です。自分自身、少しづつ近づいていけているかなと思います。逆に「こうなりたくないな」と思うことが、年齢を理由に挑戦しなくなっている人を見た時に少し悲しい気持ちになります。だからこそ、言い訳をせずに挑戦し続けている人はカッコイイのだと感じます。
養成プログラムの立案、マスタートレーナーの育成、海野izmを継承しているトレーナーが働くスタジオ兼、研修施設を作りブランディングしていきたいです。自身の講座を通してピラティスに興味を持たれる受講生が増えてきています。ただ多くのトレーナーやインストラクターの養成では、エクササイズを教えているだけのところも多いのが現実です。根本的な体の成り立ちや人の体の見方、主訴改善に向けた考え方まで伝えようとすると、膨大な時間がかかるということもあるのかもしれませんが、目の前のクライアントを怪我させかねません。私の講座とその実践、そして中々この業界ではされにくいOJTの環境も整えることで質の高いトレーナーの育成と、そのブランディングをしていきたいと考えています。
何かやりたいことが見つからない人はとにかく行動すること。思いもよらないところから人生の転機となることがあり、自分の活躍できる仕事に出会えることがあります。今はどこの会社に勤めても絶対の安定はありません。理不尽に何かを我慢すること、主体性を持って取り組めない環境は自分の可能性を潰してしまいます。社会に出てもうすぐ20年、会社員含め様々経験してきましたが、人それぞれ自分の個性が花ひらく場所、というのが必ずあるはずです。それは何か動きながら考えていけるといいですね。
スニーカーが好きで、年に3〜5足買っています。いつかスニーカー専用の部屋が欲しいと夢見ています。
自身のオンライン講座の内容確認、知識のインプット、趣味などあらゆる場面で必要になるため、常に持ち歩き、ないと不安になるものです。夜家事をしながらアニメを「ながら見」することが唯一の楽しみです。