
長野県松本市梓川高等学校を卒業後、トラック運転手として1年間勤務。その後地元に戻り建築会社へ就職し、現場経験を積む。28歳で退職し独立。前職の経験と、昔から好きであったバイクの整備を通じて培った「自分の手でものをつくり上げる力」を活かしたいと考えて、30歳のときにKEN屋を設立。
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正直に申し上げると、今でも「なぜ自分は建築業なのだろう」と考えることがあります。ただ、高校生の頃からバイクが好きで、自分でカスタムや整備を行ってきました。道具を使い、手を動かしながら形あるものをつくる楽しさに惹かれたことが、今の仕事につながっています。
バイクの整備を通じて培った「自分の手でつくり上げる感覚」は、建築の仕事にも通じていると感じています。目の前の素材と向き合い、試行錯誤を重ねながら形にしていく過程そのものにやりがいがあり、今もその感覚を大切にしながら仕事に向き合っています。
「自分の幸せよりも、関わる人の幸せを先に置く」ことを、私は覚悟として大切にしています。キャパシティを超えた仕事は、結果としてお客様にご迷惑をおかけしてしまいます。独立してからは、その判断の重さも責任も、すべて自分ひとりで受け止める場面が増えました。それでも、“恩送り”の精神を忘れず、支えてくださった方々に恥じない仕事を続けていきたいと考えています。
自分にとってカッコイイ大人とは、なぜこの仕事をしているのかを自分の言葉で語れる人だと思います。原体験を大切にし、手を動かし続けながら仕事に向き合う姿勢を忘れずにいることが、大人としての魅力につながると感じています。
誰かが困っているときには、今度は自分が支える側に回れる存在でありたいです。派手さはありませんが、一つひとつの現場や言葉、ご縁を丁寧に積み重ね、いつか「困ったらKEN屋に頼もう」と地域の方に言っていただける存在になることを目指しています。
自分に素直になってください。嬉しい事があったら笑って、困っている人がいたら助けてあげて、悲しい時は悲しいと助けを求めて、怒りたい時は一呼吸おいて言葉を選びましょう。その一瞬一瞬が、人生の分岐点だと思って毎日を大切に過ごしてください。

毎日欠かさず身につけている防塵・防水性に優れた腕時計です。10時・12時・15時にアラームで休憩を知らせてくれるため、現場でも時間管理がしやすく、親友の大工さんとお揃いにした大切な相棒です。

2Bと2Hを材料や作業内容に応じて使い分けています。線の出方や書き味が異なるため、細かな作業ほどえんぴつ選びは重要です。気づけば毎日耳にかけていて〝仕事に欠かせない存在〟になっています。