医療法人中村クリニック 理事長/院長 中村正廣
なかむらまさひろ

中村正廣

大阪府生まれA型
職業:医療法人中村クリニック 理事長/院長
趣味:カントリーソング、ジャズ、キーボード演奏、ゴルフ
座右の銘:一灯照隅 万灯照国

昭和52年、昭和大学医学部卒業。大阪大学医学部 第一外科で一般外科医研修。
平成2年、大阪大学医学部 学位取得。その間、東大阪市立中央病院、芦屋市民病院、済生会富田林病院、外科野崎病院の外科で勤務。専門は消化器外科。
平成8年、大阪市東成区にて中村クリニック開業後、ライフ&シニアハウス緑橋(有料老人ホーム)を併設。今里新道商店街に高齢者交流拠点「新道パトリ」を立ち上げ、共同通信社の「地域再生大賞」受賞。
平成24年4月から6年間、東成区医師会会長の間に厚労省在宅医療拠点事業を受託。
平成27年8月以降、大阪市のモデル事業「高齢者等在宅医療と介護連携の相談支援事業」を展開。
平成29年から大阪地域医療連携協議会(通称 大阪たこやきの会)会長として病診連携強化に努めている。

オフィシャルサイト

来歴

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なぜ今の仕事に?

祖父や父からの財産は、人の心に残る仕事から生まれるてくる無形の財産であり、私も同様に子孫に残すものは医業から生まれるもの、と考えたからです。勤務医では、父の病院跡地を維持出来ないため、診療所と隣接して高齢者の終の棲家を作り、私を信頼して受診してくださる患者さんや入居される高齢者と共に過ごす地域づくりが、めざす仕事になるものと思っています。

現在の仕事への想い

病気を見るだけではなく人を診ることを大切にして仕事をしています。私を「かかりつけ医」として通院され、隣接の有料老人ホームに入居された方にも自宅で最期の看取りが出来るための医療のチーム作りに力をいれつつ、病院治療が必要な時には、基幹病院に適切な時期に専門医に紹介できることが重要です。日頃、基幹病院の専門医とコンタクトを取り、病院の連携室とも馴染みができるように心がけをしています。すなわち、患者の人としての病気に向き合い、その人の希望する医療や介護が受けられ、納得の行く療養生活が送れるケアサイクルに患者が円滑に受けられるシステム作りにも奔走しています。医師会には地域医療連携室を作り、医療と介護の連携相談事業を行うコーディネータを配置し、病院の地域医療連携室との連携をより良いものとする「大阪地域医療連携合同協議会(大阪連携たこやきの会)」を進展させています。

あなたにとって覚悟とは

50歳近くで、土地の活用維持と勤務医から開業医への方向転換が出来たのは、私の思考回路とよく似た男の出会いが、覚悟の出会いでした。その頃は、未だ医療と介護は共同作業ではなかったのです。しかし、入居者とコミュニケーション能力に長けた設計士が終の棲家に泊まり込み、入居者の苦情、要望を聞きながら有料老人ホームを作り上げる姿を見て、この事業者と手を組むことで医療と介護がついた終の棲家を作ることで地域や入居者にとって安心、安全の町づくりにもなると考え、地域から信頼されるクリニックの安定経営を目指しました。まさしく、24時間365日の地域医療の灯台守になる、と宣言したことで腹が座り覚悟が出来たのです。

カッコイイ大人とは?

小学校時代にパイロットの夢を持ち、音楽も好きでした。しかし、祖父の好きな相撲道からの編み出した社会教育に人生を掛けた姿を見て、そして、玄人はだしの趣味が多い父親の病院事業の傍ら、落下傘部隊従軍医として南海の地に散った戦友の慰霊碑建立や慰霊祭を始めた姿を見て、人生経験から生まれる小さな社会貢献を見て、世のため人のために尽くすことは、それが例え小さなことや未完でもやり通す人こそが、私の理想とする大人の姿と思います。私も、可能なら今の事業を現役で継続したい、と考えています。

今後の展望

万能と思われていた国民皆保健制度が超高齢化超少子化の日本で崩壊寸前となり、世界に先駆けての介護保険も破綻している日本でそれらに頼り切っている当事者や国民は、その事実を知っていても動けないのです。しかしながら、大阪の東成区という下町の小さなエリアにある町医者でも、地域住民や地域医療に携わる多職種(看護や介護など)や医師会とともに、健康で安心ネットワークのある町づくりを動かせるという事実があります。同区の古い商店街に私が主催する高齢者交流拠点「新道パトリ」を作り、概ね10年が経過しました。それが発端となり100円商店街が始まり、地域再生大賞(共同通信)を頂きました。結果、拠り所のない高齢者が医療にも関われるようになっています。また、医師会に医療の地域連携室が大阪で初めて立ち上げ、そのコーディネータの働きの重要性からこの仕組みが大阪府の全医師会に波及しています。更に、日本で初めて府内全域の主要基幹病院の連携室が会員になり大阪地域医療連携合同協議会(通称 多さ連携たこやきの会)と医師会との合同協議も行われるようになりました。このことにより、地域医療のケアサイクルが円滑に動き、府民が最適な医療・看護・介護が受けられ、要望される終の棲家での在宅や病院治療、その後の施設選択がスムーズになってきています。これらの事業が進み全国に波及すれば、我が国の破綻し始めたわが国の医療・看護のシステム危機を乗り越える一助になればと思っています。

若者へのメッセージ

四方海に囲まれ、絶対安全神話のイメージで包まれていた日本は、自然災害や超高齢社会だけではなく社会情勢を考えると、だれもが危機感を持っています。医療は、社会共通資源であり、資本主義の中では永続的に継続できるシステムではないことは、明白です。恐れる前に、この国の誇れる技術だけではなく他国にはない文化や独自性で、国民の死生感や病前の生活観を変えていき、既にある医療制度や介護に対する常識も変える迫力が必要と感じます。人の為に何かしたい若者や女性のボランティア、主婦が立ち上がり、ネクタイ、肩書の要らない目線による社会改革や働き方改革で余裕のある中高年による健康生活改革や社会参加としてのボランティア活動が、少しでもこの危機を乗り越える力になるものと思います。医療は、社会の共通資本です。誰もが平等に受けられる社会保障の一つです。それを理解していても、強いものが生き残る資本主義での社会保障制度ではあっては、この先はないと思います。どうか皆さんが、自分の人生を大事にし、安心で幸せ大国になるよう恐れず意識改革に踏み出してほしいものと思います。

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