証券会社の国内営業部門を経て、米国へMBA留学。帰国後は投資銀行で11年間M&Aアドバイザリー業務に従事し、最終的には金融機関向けM&Aチームのヘッドとして保険、銀行、ノンバンク業界等の再編案件を多数実現。その後、米系保険会社日本法人の事業開発責任者、ベンチャー企業の代表を経て、経営コンサルティング会社を設立。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
金融機関での経歴が長く、社会を金融機関としての目線から見る機会が多かったのですが、一度業界を出てみると自分の視野がいかに狭かったのかを痛感するようになりました。自分の当たり前が社会全体の当たり前では無いという事実を痛感する一方で、逆に金融機関での経験が長いからこそできる社会貢献の形があるのではないかと思ったのがきっかけです。自分のキャリアを振り返ってみると夢を追いかける人を応援することにやりがいを感じることが多く、自分の得意分野で多くの経営者の方々を応援したいという想いの中コンサルティング会社を設立しました。
誠実に一人一人にクライアントのために尽くす。これによって一人でも多くの経営者が心から満足していただけるサービスを提供したいと考えています。M&Aは未だ「よくわからない」とアレルギーを感じている方が多い印象です。しかしながら、日本社会の少子高齢化が止まらない中で企業成長の難しさ、事業承継といった問題は今後益々顕著になってくると思います。M&Aは企業や経営者にとって人生に一度あるかないかの一大イベントです。そんなイベントだからこそ、企業や経営者の方々の悩みに真摯に向き合い、本質的に問題を解決するお手伝いをしたいと思っています。
覚悟とは、一度決めて動き出したら振り返らないことだと思います。新しいことに挑戦するには不安や恐怖がつきまといます。私自身、将来の安定がある程度約束されていた大手金融機関を辞める時は、明るい未来のイメージよりも不安が先行していたのは事実です。ただ辞めたことを振り返っているだけでは自分の人生に次のステージにとってプラスにはなりません。不安は自分で決めた道で成功することでしか解消できないと思います。自分の判断を信じ、逃げずに全力を尽くす。これが覚悟であり、成功への秘訣だと思います。
自分の言動に責任を持てる人がカッコイイ大人だと思います。言動に責任を持つためには相応の努力が必要になりますので、結果として多くの知識や経験を得ることになり、それが周囲からの信頼や自分の自信につながる、という好循環を作れると思います。また、常に他人をリスペクトして学ぶ姿勢を持っている人もカッコイイです。特定の分野で高い知識や能力を持っているからと言って全ての面において優れている訳ではありません。自分が知らない分野については積極的に且つ謙虚に学ぶ姿勢を持っている人はカッコイイと思います。
明確な夢は持っていないというのが正直なところです。何となくたくさんの人から頼られる人間になりたいという程度でしょうか。もちろんM&Aや経営コンサルティングを通じて日本経済に少しでも貢献したいという想いはありますが、これは夢ではなく、今この瞬間に自分が楽しい、やりたい、と思っているだけです。今後いろんな方と出会う中で、自分の知らない世界がたくさん見えてくると思いますので、その瞬間瞬間で自分ができることに全力投球し、自分が出会う方々にポジティブな影響を少しでも与えられれば嬉しいです。
世の中は自分でコントロールできないことばかりだと思ってください。世界経済の情勢から日々起こる身の回りのこと。自分が思った通りに動くことはほぼありません。別の見方をすると、自分自身の行動をコントロールできるのは自分だけです。自分が今この瞬間できることは何か、やるべきことは何かをしっかりと考える習慣をつけてください。また、何か行動を起こす際には「とことんやってみる」という姿勢も大切です。物事の本質を理解せずに好き嫌いや得意不得意の判断をするのは非常にもったいないです。「とことんやってみる」と今まで自分が知らなかった世界が見えてきたり、新たな出会いに遭遇することがあり、自分が本当に楽しいと思えることが見つかるはずです。
海外留学する前に同僚からプレゼントとしてもらった名刺入れを今でも大切に使っています。だいぶ年季が入ってきましたが、当時がむしゃらに仕事をしていた自分を思い出す大切なアイテムです。
あらゆる情報を一元管理できるので重宝しています。世界中どこにいても同じ環境で仕事ができるので最小限のストレスで仕事のパフォーマンスが上げられます。