私のカクゴ

いちばん星 代表取締役 堤健司
つつみけんじ

堤健司

福岡県生まれA型
職業:いちばん星 代表取締役
趣味:華道
座右の銘:今を生きる

NY留学後、2007年障がい児療育施設を母親と起ち上げる。6年の勤務を経て2013年パリでお花の会社を設立。パリでいけばなレッスン、星付きレストランやイベントでの装花を行う。2021年帰国し、現在福岡療育支援センターいちばん星で代表を務める。その子らしさを大切にという理念で地域で過ごす障害を持った児童の支援を行っている。年数回パリに戻り、お花の仕事も継続中。

オフィシャルサイト

来歴

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なぜ今の仕事に?

幼い頃から母の仕事柄、障がいのある方達を間近で見てきました。身近だけれども遠い存在だった気がします。2007年NY留学後、母と一緒に障がい種別を問わず地域で過ごす子ども達を支援する療育施設を起ち上げました。6年間の勤務を経て、2013年から2021年までパリで華道家として仕事をしていました。お花の美しさを見出す姿勢は障がいを持つ子どもと接する姿勢によく似ているなと感じます。それぞれが美しい一面を持ちながら言葉でうまく伝えられなかったり、表現できなかったりする、その美しさや尊さにどう向き合うかということです。2021年、母の高齢に伴い、帰国を決断し、現在代表として療育支援を行っております。パリで経験したことが、障がい児療育の発展につながればと思っております。

現在の仕事への想い

一言で子ども達との日々は楽しいです!やりがいを感じています。どうやったらその子だけではなく家族みんなが幸せになるんだろうということばかり考えています。地域格差やサービスの質などまだまだ課題もたくさんあり、どう改善していくべきか、どう社会に訴えていかないといけないかということも考えさせられます。会社としては良い面、悪い面をどう捉え、どう改善していくかが大切だと思っています。現場で療育を行っている職員の方々が楽しいと思える環境が良い療育につながると思います。

あなたにとって覚悟とは

この仕事は一人では絶対にできません。現場の声を聴き、保護者の想いに寄り添い、行政とやりとりをしていくことが大事だと思います。帰国を決断するまで色々と悩み苦しみましたが、後悔することのないよう自分がやれることを最後までやり切りたいと思います。

カッコイイ大人とは?

ゆっくり物を考えられ、時間を過ごせる人。私は思い立ったらすぐ行動の人で、毎回全力投球って感じです。動いていないと落ち着かないタイプなので、自分とは違うタイプの人に惹かれます。直観ではなく、深く思考できる人はかっこいいな、と思います。

今後の展望

会社内でのサービス向上のためのスキルアップ研修、職場環境の改善のみだけではなく、保護者に向けた本の出版や地域の医療的ケア児のネットワーク構築、障がい児を取り巻く課題改善に向けた取り組みを行政に訴えていくなどの、外に向かった発信していきたいと思います。

若者へのメッセージ

子ども達に対していつも思うこと。それは今の貴女でいいんだよと認めることだと思います。療育現場で感じる子ども達の自己肯定感の低さを感じるたびに「それでいいんだよ」と笑える日本になれるといいなと思います。

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お気に入り

ラム子の指輪

パリ在住のジュエリーアーティストの友達に作っていただきました。愛犬のL’amourの指輪です。2020年に15歳で虹の橋を渡り、帰国を決断したきっかけにもなりました。

ポシェット

携帯を持ち歩かないため、職員から連絡が取れないと言われることが多々ありました。仕事中は必ずこのポシェットに携帯電話を入れて療育現場に入っています。これで、いつでも電話に出れるようになりました。