覚悟の瞬間(とき)

株式会社あおいFAS 代表取締役 横江正三
よこえしょうぞう

横江正三

滋賀県生まれAB型
職業:株式会社あおいFAS 代表取締役
趣味:映画鑑賞
座右の銘:楽しくなければ仕事じゃない

滋賀県出身。1995年会計事務所に入社。会計事務所勤務後、公益財団法人において創業支援業務、みらいコンサルティング(株)、フロンティア・マネジメント(株)等において、事業再生コンサルティング業務に従事。2021年、中小企業支援を目的に「(株)あおいFAS」を設立。立命館大学院経済学研究科修了、税理士。

オフィシャルサイト

来歴

1 2 3 4 5 6

なぜ今の仕事に?

現在、事業再生コンサルティングをメイン業務として行っております。私は、大学卒業後、会計事務所に入って税理士業務を行った後、公益財団法人へ転職して主に、これから起業をしたいという方をサポートする、創業支援業務を中心に行っていました。2005年、更なるスキルアップを検討しているときに財務コンサルタントの求人を見て応募し転職しました。実際の業務内容は、事業再生コンサルティングでした。当時、外資ファンドが日本にやってきて、ゴルフ場やホテルなどがどんどん倒産している最中です。事業再生の対象会社様は業績不振で資金繰りに窮し、経営者、従業員の方々含め、疲弊・困惑されている雰囲気の中に入っていきます。会社を良くすることへのプレッシャーを感じながら、弁護士さんや会計士さん、また金融機関の方々など、今まであまり関わらなかったプレイヤーの方々と協力して業務遂行するチームプレーに関心が高まりました。また、難しい・厳しい局面から脱して、対象会社様がまさに再生する現場に立ち会うことに、仕事への達成感・充実感を味わい、この業務の面白さを感じるようになりました。私の簡単な経歴は以上の通りですが、企業の創業から廃業まで、企業の一生を見た経験から、今は、廃業させないために、事業継続をご支援する事業再生コンサルティングをメイン業務としております。

現在の仕事への想い

仕事で大事にしていることは、スピード対応、判断力と信頼です。経営コンサルタントとは、例えるとドクターであると考えています。ドクターには、内科、外科、小児科など様々な専門科があるように、経営コンサルタントは、自らの得意とする分野・技術において、対象企業様にコンサルティングサービスを提供する仕事です。その中でも事業再生コンサルティングとは、救命救急医の様な業務と思っています。事業再生が必要な対象企業様は、例えると、出血が止まらない状況で担ぎ込まれた、というところと同じような、短期間で倒産する危機に直面している場面もあります。出血を止め、原因を突き止め、処置をする、その流れを早期に遂行しないと、患者様の命に関わるように、対象企業様について、スピード重視で状況を把握し、どのような対応をすべきか判断し、実行していく、ということが重要になります。そのような業務を、一人で行うというよりは、弁護士さん、会計士さん、金融機関の方々などを含め、様々な専門家の知恵と経験を融合させてソリューションを提供するのですが、それぞれのチームメンバーとの信頼関係があるからこそ、よいサービス提供ができる、というものです。「何とか患者を助けたい!」という思いと同じように、「何とかこの企業様の事業継続を実現したい!」という思いで、日々頑張っています。

あなたにとって覚悟とは

今回の独立・起業が覚悟の瞬間ですね。私は、4回、転職を経験しています。学生時代、何がやりたいかが明確になく、何となく進む方向に進み、その中で多くの諸先輩方、上司の方々にご指導をいただきました。仕事を通じて社会というものへの理解が進み、その社会の中で、自らが何をしたいのか、何ができるのか、逡巡していました。そんな中で、今の事業再生コンサルティングという分野に関心がわき、現在に至っています。クライアントとなる対象企業様について、まだまだ末端まで必要なコンサルティングサービスが行き届いていない、と感じています。特に、中小企業様については、大企業様と比較して、その経営資源が乏しかったり、情報が少なかったりして、経営判断するに不十分な状況にあります。他方、こちらが大きな組織に属していると、柔軟にそのような企業様への対応がやりにくかったり、アイデアベースで思っていることへのチャレンジが難しかったりします。積極的に、自らが正しい・面白い、と思ったことを推進したい、という思いが強くなり、近くにいた仲間とそのあたりを議論しているうちに、独立しようと決断しました。

カッコイイ大人とは?

「失敗してもいいから、正しいと思うことをやってみ。骨は拾ったるから」と、以前、ある上司の方にかけて頂いた言葉です。「面白くなってきましたね」と、ある仕事において、八方塞がり、四面楚歌の状況に陥った時に、ある専門家が笑いながらおっしゃいました。ツボに嵌るというか、チームでも、ほとんどのメンバーが諦めたり、くじけそうになった時に、ふっと、その場から救い出してくれた、そんな瞬間です。チームメンバーの仲間にこのような方々と遂行する場面があったのですが、肩に掛かった緊張感が緩み、まっすぐに前を見て業務遂行できたことを覚えています。よく、医療ドラマでも、だれもが諦めかけた患者に対して、まったく別の観点からソリューションを提供し、解決する、ということがありますね。そのような感じです。「楽しくなければ仕事じゃない」と、座右の銘に書きましたが、仕事の現場において、どのような場面でも楽しんで仕事ができる雰囲気が作れる、そんな人材になりたいと思います。

今後の展望

今後、経営者の育成と排出、起業サポートを行いたいと考えています。ある統計データでは、現在、中小企業経営者の平均年齢は約57歳であり、中小企業の65%が後継者不在、60歳以上の経営者のうち50%超が将来的な廃業を予定されています。また、昨今のコロナ禍も重なり、そのような環境変化に柔軟に対応しないと、今までの経営戦略では事業継続が厳しい状況にある企業も多数あります。多くのコンサルティング会社などが、M&Aなどのソリューションを提供することによりその課題解決を推進されています。弊社もその一端を担ってはいますが、後継者(又は、後継社)が見つからない場合、廃業を選択する可能性が高まります。そのような中で、地域経済に必要な企業は多数あり、後継者=経営者の排出は重要な課題だと感じています。弊社では、コンサルタントを養成しながら、後継者難にある企業に対して、その企業へ経営者を派遣したり、必要に応じて買収・グループ会社として経営者を派遣、その経営者が望むなら起業させる、という、働き方の選択肢を柔軟に行いたいと考えています。コンサルタントとしても、企業経営者を経験することが、コンサルティングに対する付加価値が上がりますので、相乗効果が期待できます。

若者へのメッセージ

将来的には起業したい、社長になりたい、という方、まずは、コンサルタントしての経験を積んでからその実現を目指すのは如何でしょうか。社会問題になっている事業承継問題、その課題解決の一端としてご協力いただくものです。正直なところ、地方のオールドエコノミーな企業であることが多いのですが、そのような企業について、新たな戦略の再構築が必要であり、若者の皆さまの英知への期待が高い領域とも思います。共に、楽しく仕事を行ってまいりましょう。

おすすめ動画※この動画を見た人はこの人の動画も観ています

元日本弁護士連合会 会長 宇都宮健児

元日本弁護士連合会 会長
宇都宮健児

ロック歌手 サンプラザ中野くん

ロック歌手
サンプラザ中野くん

ゴルフツアープロコーチ 谷将貴

ゴルフツアープロコーチ
谷将貴

お気に入り

名刺入れ

京都駅の小物売り場で見つけた、印傳の名刺入れです。5年ほど前に一目ぼれして購入し、愛用しています。

電卓ケース

会計事務所勤務時代に妻が作ってくれたものです。中身の電卓は4代目くらいですが、このケースは20年以上愛用しています。