鹿児島大学電子工学科卒業後、日立のコンピュータ業務に2年半携わり、
九州歯科大学に入学、卒業後2年の研修を経て、昭和61年に現在地にて開業。
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姉が看護師で、その影響で、もともと医者に成りたかったです。小学校時代、小遣いを貯めて高価な人体プラモデルなどを買って、組み立てていました。その頃から人物、特に顔の造形美に興味がありました。それで、直接この顔の造形に関わる歯科の仕事に就いた次第です。
1歳から90歳の患者さんの病気を35年間診てきました。虫歯、歯周病、食いしばりの患者さんのほとんどは、歯並びが悪いです。歯並びが悪いと、磨きにくく、かみ合わせがしっくりこなくて食いしばりしやすいんです。
私は園医として0〜5歳までの検診をしてきました。ほとんど例外なく、歯並びが悪い子は姿勢が悪く、虫歯が多い。中学で学校検診すると、年々歯並びの悪い生徒が増えてきています。その子の幼児期にその子に関わることができて、注意助言できていたらと残念に思います。ですので親御さんに対しても歯並びの重要性をお伝えしています。より良い人生を送るお手伝いができたらと思っています。
可能性に挑戦することです。私は28歳の時にコンピュータエンジニアから歯科医師に転身しました。エンジニアは答えや結果がでるので気持ちはいいのですが人の気配がないということが辛かったです。会話もしたいですし、人の表情も見たい。目の前の人の役にたつことがしたいと思いました。そして人生一度きりだからやりなおそうと覚悟しました。その方の人生を良くしようと思ってお話しして、その方の了承を得て、結果的に本当に良くなるということを経験できる仕事なんです。そういった意味では1万パーセント良い選択をしたと思っています。
若い頃は、還暦になる頃は物事がよく見えて、不安、迷いも少なくなるのだろうと考えていました。自分は来年70を迎える歳になり、若い頃より新たにやりたいことが増えてきました。我ながらその情熱をとても嬉しく思っています。たとえ不安や迷いが絶え間なく湧き出る毎日を送ることになってもこの情熱が続く限りはやりたいことに挑戦していきたいと思います。かっこいい大人とは、いつまでも前向きで、可能性に挑戦し続ける人間だと思います。
私は人が好きです。もっと言うと人の笑顔が好きです。笑顔はとてもパワーのあるものだと思います。素敵な笑顔になるためには歯並びがやはり重要です。これからは幼児期のかみ合わせ形成の大事さを教室等を行い、機会あるごとに啓発していきたいです。これまでの治療は疾病治療でマイナスからゼロへの仕事でしたがこれからはゼロからプラスへの仕事、人をより幸せにするために人の可能性を高めることに貢献する仕事に取り組んでいきたいと思います。
自分はコンピュータエンジニアの世界から、歯科医療の世界に28歳で転身しましたがやりたいことがあるなら、決断は早いほうが良いです。やらなくて後悔するより、やって悩んだほうが良いと思っています。その経験がその後の人生に役に立ちます。いくつになっても自分の心に耳を傾けて可能性に挑戦してください。
子供の歯並びを治すのに、今一番力を入れています。
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