本名、池田尚美。福岡県立筑紫高等学校から、京都造形芸術大学芸術学部を卒業。その後、恩師である建築家、渡辺豊和氏の薦めで数年間、実務を学ぶ。平成14年に実父の経営する建築プランナーへ入社。住空間デザイナーとして、オーナー様とのお打合せから設計プラン、デザインまでを担当。現在は、子育てをしながら執筆活動などにも果敢にチャレンジし続けている。
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今もそうですが、納得しないと先へ進めない子でした。思考回路も他の子と違っていたようで、小学校に入学してからすぐに母親が先生に呼びだされてしまったようです。そんなこととは露知らず、学校が大好きでいつも男の子と混ざって遊んでいるような、元気はつらつな女の子でした。
もともと建築士であった父親の影響を受け「家」というものに興味を持ちました。両親いわく、物心が着く前から鉛筆を持つと家の間取りを描いていたそうです。小学4年生の時、自宅の建て替えをきっかけに「やっぱり家づくりはおもしろいな」と思い「私もやりたい!!!」と考え、建築の道に進むことを決意しました。
学生時代は理系のクラスにいましたが、高校3年に上がる時に成績が悪すぎて理系クラスから追い出されました。諦めることができず必死で調べると、芸術系の学校からも建築関係のお仕事に進めることを知り浪人覚悟で猛勉強をしました。おかげで無事に合格し今に至りましたが、あの事件がなかったら私は今頃この仕事に就けていないと思います。
人が過ごしやすい空間、コミュニケーションがとりやすい距離感というものは絶対にあると思います。今はそれを家族という形で表現していますが、これを街単位でできたらなと考えています。「もっと暮らしやすい街、もっと人との繋がりを持てる街、もっと好きになれる街」そんな街づくりがしたいです。
大きな壁にぶち当たったときこそ「チャンス到来の時」です。迷うこと、悩むこと、考えることなど沢山あると思いますが、「今」を楽しむことで将来振り返った自分の足跡はキラキラ輝くものがあると思います。その先導かれる将来もまた、キラキラ輝くものになるので頑張ってください。
普段お酒を飲まない(飲めない)くせに10年ほど前に陶器市で見つけ、一目惚れをして購入したおちょこです。ほとんど使うことはないですが、時折手に取ってニヤニヤと眺めております。いつかコレで日本酒をたしなめるような、かっこいい大人の女性になりたいなと憧れつづけておりますが、いまだ達成できておりません。授乳期が終わったら、再挑戦してみようと、楽しみにしています。
オーナー様との打合せ中に子供たちが描いてくれた絵が詰まっているスケッチブックです。色々な発想があったり、表現も豊かで見ていると心が和みます。