覚悟の瞬間(とき)

医療法人社団マザー・キー 理事長 杉本雅樹
すぎもとまさき

杉本雅樹

静岡県生まれ
職業:医療法人社団マザー・キー 理事長
趣味:スイミング、サイクリング、ジョギング
座右の銘:行きつく港のない船に風は決して帆を押さない

筑波大学卒業。勤務医を経て、2005年9月に千葉県館山市でファミール産院を開院。「日本一幸せなお産をしよう」を合言葉に、地域に根差した医療を展開。2013年、(株)船井総合研究所から、グレートカンパニーアワード「勇気ある社会貢献チャレンジ賞」を受賞。2014年2月には、千葉県君津市で2院目となるファミール産院君津を開院し、2015年11月には千葉市にて、なのはなクリニックと産後ケア施設なのはなフィフティーンを開院。著書に『日本一幸せなお産をしよう』(総合法令出版)。講演多数。

来歴

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なぜ今の仕事に?

私は内装屋の6人兄弟の末っ子で、経済的にあまり恵まれない環境で育ちました。そんな中で兄が医学部に合格し、私もがんばれば医者になれるのではないかという思いもあり勉強に励みました。6年間の大学生活で妻と出会い、社会勉強をさせてもらいました。産婦人科を選んだ理由は、また来てね!と言える唯一の科で、出産を通じて周辺が幸せなオーラで包まれるところです。子育てのある家庭は様々な困難もありますが、それ以上の充実感や幸せが待っています。そんな人生のイベントに、医療人として貢献できるところに喜びを感じます。開業は、勤務医と違って社会的責任をさらに感じ、医師としての側面と、経営者としての側面を両立させることで、自分の夢を実現できる可能性があります。あくまでも我々の事業は始まったばかりなので、これから様々な困難が待ち受けているかと思いますが、前向きに乗り越えていこうと思います。

現在の仕事への想い

私が仕事で最も大切にしていることは、ズバリ働いているスタッフが楽しんでるかどうかです。当法人は日本一幸せなお産をしよう!を合言葉に、365日24時間、常に出産に向き合っています。お産はいつ始まるか予想ができるわけではありませんし、一度に何人もの出産に立ち会うこともしばしばです。そんなおり、幸せなお産を演出する我々が疲弊してはいけません。ですから、仕事を楽しめるような環境を創るのが私の役目です。そして、妊娠・出産・子育てのサポートを通じて、一人でも多くのスタッフが成長し、充実した人生を送ってもらうことが理事長である私の思いです。また、当法人の医療サービスを受けて、幸せな家庭が一つでも多く増えれば、世の中も明るいものになるかと信じています。

そう思うようになった、きっかけ

今から11年前に、出産時にお母さんさんが亡くなるという経験をしました。不幸な結果になり、家族からの非難は相当なものでした。人口5万人に満たない狭い地域ですから、バッシングはひどいものです。院長は早々に閉院を決意し、私が同じ施設を継承することでファミール産院を開業しました。産院を継承したものの、最悪の評判の中でのスタートでしたから、一緒についてきたスタッフも心中は穏やかでなかったと思います。その時の私の決意は、信念をもって日本一幸せな出産をサポートする組織を創るというものでした。おかげさまで、今では船井総合研究所から”勇気ある社会貢献チャレンジ賞”をいただけるまでに成長し、君津市、千葉市と3施設の運営ができるまでに成長しました。お産ができない地域が増えつつある中、我々は産院を運営することで、少しでも地域貢献できていると自覚しています。

覚悟の瞬間

私たちのミッションは、妊娠・出産・子育ての専門的なサポートを通して、日本一幸せなお産をお母さんに体験していただくことです。その実現のためには、一緒に活動していただける仲間を増やしていかなければなりません。ぶっちゃけて言えば、私がその専門スタッフに認められなければ話になりません。仲間が増えれば、他の地域に新たな産院を運営することができます。産院が増えれば、幸せなお産を体験できる家族が増えていきます。従って、私の覚悟とは、専門スタッフに認められるような”徳”を積むことにあります。人への認められ方は千差万別で、リーダーへの期待は一人一人違います。そして、この”徳”というのは厄介なもので、実はどうしたら身につくのかわからないのも本音です。ですから、私も日々お産と格闘しながら考えています。

今後に向かって

私の夢は自分の代で1000人の雇用を創ることです。そして、できるだけ速やかにこの事業を最適な方に継承し、さらなる発展を目指していくことにあります。事業には創業期、発展期、維持期、衰退期があるかと思います。私の担当は発展期までと考えています。具体的な事業の柱はファミール産院を増やしていくこと、千葉でスタートした産後ケア事業、助産師専門学校の設立、ソフィレ(関連会社)によるサプリメント事業の発展、リハビリ特化型介護事業を開始することです。この5つの柱をしっかりとしたものにすることで、1000人の雇用を達成できると確信しています。そうなることで、我々の事業を通じて幸せな家庭が少しでも増えることを心から望んでいます。

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お気に入り

携帯電話

産婦人科診療所は、24時間365日灯りが消えることはなく、誰かが診療所内に滞在しています。
お産はいつやってくるか、こればかりははっきりとわかるものではありません。夜中でも看護スタッフの連絡に対応出来るように、携帯電話は、常に肌身離さず持っています。

つなぎの作業服

2院目の君津の敷地は1,200坪と広く、農園や花壇、芝生を植えている場所も広く、その手入れは私自らがしています。それを見たスタッフが、外での作業用にプレゼントしてくれました。
大事に使わせてもらっています。