覚悟の瞬間(とき)

マイシティクリニック理事長  院長 平澤精一
ひらさわせいいち

平澤精一

長野県生まれB型
職業:マイシティクリニック理事長  院長
趣味:読書
座右の銘:七転八起

日本医科大学大学院医学研究科で医学博士号取得後、大学病院等での勤務を経て1992年当時の新宿駅東口駅ビル「マイシティ」にクリニックを開業し、2012年現在地に移転。2014年から東京医科大学地域医療指導教授として医学生の教育にも関わる。医師会関係では新宿区医師会副会長をはじめ東京都医師会、新宿区医歯薬会、新宿医療行政関連の委員、役員を兼任。所属学会・医学会は日本泌尿器科学会、日本性感染症学会、内科医会等多数。1987年日本泌尿器科学会専門医、2005年日本臨床抗老化学会認定医、日本医師会認定産業医。

オフィシャルサイト

来歴

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幼少期~学生時代

実家は、売薬や家庭配置薬で有名な富山県にあり、両親ともに薬剤師の家庭に育ちました。父は製薬会社に勤務し、母は薬局を経営していました。祖父は北陸を中心に家庭配置薬事業を手掛けており、一時期父もそれを手伝い、引き継いでいました。いったん売薬の旅に出ると数か月は帰ってきませんので、幼少の頃、父が帰る日は祖父に手を引かれ駅まで父を迎えに行ったことや、お土産は決まってあんころ餅だったことを記憶しています。昭和30年前後の配置薬業は現在とちがって車も普及していませんので、重い荷物を背負い汽車で移動する、まさに行商のようなスタイルだったようです。そのためか腰を痛めた父は売薬の旅を引退し、知人にたのまれて製薬会社に勤務するようになりました。両親には、私を将来は医療の道に進めたいという思いがあったようです。小学校2年生のときに野口英世の伝記を買い与えられて読んで感動を覚えたことが自分自身の中でいずれは自分も医師になるんだという決意が生まれた時だったと思います。図らずも、私の出身校の日本医科大学の前身が野口英世が学んだ済生学舎であることも何かの縁だと思っています。

現在の道へ進んだきっかけ

両親が薬剤師で実家は薬局だったので、薬品は常に身近にありましたし医療が身近な環境に育ったと思います。さらに野口英世の伝記の影響を受けて医師になるという決意は確固としたものになりました。医師になってからは母校の大学病院などで勤務をしていましたが、ちょうど10年目の時期に手術を担当した不動産関係の患者さんから、新宿駅東口駅ビル「マイシティ(当時、現ルミネエスト)」に継承者を探している診療所があるので是非やってもらえないだろうかというお話がありました。当時は開業という意識は全くなかったのですが、何度も熱心に誘われているうちに、患者さんや自分自身の求める医療を提供できる場所を作ってみたいという気持ちが徐々に膨らんできました。さらに医師になって10年目という節目の年でもあったので、最終的に引き受けることにして、開業医としての道に入ったわけです。

覚悟の瞬間

野口英世の伝記のイメージはいまだに強烈です。実家には、その伝記本がまだ残っていて、今でも目を通すと初めて目を通した時の記憶が甦ってきます。小学校2年生の冬休みに炬燵に潜り込んで何度も読み返したことも鮮やかに思い出せます。何度も読み返すたびに「自分も医師になりたい」という夢が脳に刷り込まれ、固い決意になったように思います。両親の期待もありましたので、富山大学付属小学校・中学校、富山中部高校と、県内では一応進学コースとされている環境で学びました。小学校の恩師から、卒業のときに「大志を抱け」と書かれた色紙をいただき、医師になろうと改めて決意した記憶があります。たびたび挫折も経験しましたし、決して順調な道ばかりではなかったと思いますが、何とか初志貫徹し、医師になる夢を叶えることができました。

今後の目標

医療とは、医療提供側が一方的に施すものではなく、あくまでも患者さん本位に進められるべきものだと考えていますので、すべての患者さんに納得していただけるような丁寧な説明を心がけています。治療の面では、西洋医学と東洋医学の融和した全人的な治療を目指しています。両者の 長所を取り入れ、それぞれの欠点を補うような全人的医療を心がけ、日々の診療に取り組んでいます。また、予防医学や”未病”の改善にも力を入れています。アンチエイジングやサプリメント外来、男性更年期障害やLOH(加齢男性性腺機能低下)症候群に対する男性ホルモン補充療法なども広い意味ではこの分野に含まれます。治験分野では泌尿器科や内科系の新約の開発に協力しています。このように、多岐にわたる分野に取り組んでいるのは、現在の日本の医療の現状や将来像に危機感を覚えているからです。現在の日本は世界でも類を見ない超高齢化社会をむかえており、少子高齢化に伴う労働人口の減少は深刻な問題であり、その解消が喫緊の課題です。アンチエイジングや予防医学による高齢者の医療サポートが今後ますます必要になってくると思います。もう一点、性感染症(STD)に関する正しい知識の啓蒙が必要だと考えています。極論かもしれませんが、STDを軽視することは将来国を滅ぼすことにもなりかねないと思っています。以上のことを踏まえ、私は健康で活気ある生活や人生のお手伝いをできるような医師であれるよう、今後も努力していきたいと考えています。当院は小さな診療所ですが、日本の医療の大きな未来に貢献できれば幸いです。

日本のアカルイ未来のために

若いうちは、できるだけ旅行など外に出向いて見聞を広め、異文化に触れる機会を増やすべきです。バーチャル空間ではなく現実社会での実体験を積んでほしいと思います。そうした経験を糧に、相手の立場を思いやり理解する力を身に着けてもらいたい。そして大志を抱き、夢を常に持っていてもらいたい。夢の達成に向けて、まずは低めの目標値を設定して順次クリアしていくことです。人生には自分ではコントロールできない出来事も起こるし、挫折を経験することも少なからずあると思います。しかし人生の勝ち負けは負けた時に決まるのではありません。挑戦をあきらめた時が負けなのだと私は思います。夢は逃げませんが、夢から逃げるのは容易です。逃げ癖をつけないことです。ポジティブ思考で前を向いて人生計画を築いてください。

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東日本震災のまさにその前日に、生後2か月で福島から東京にやって来ました。いったん知り合いの獣医さんのヘルスチェックを受けたあと、我が家の一員になりました。怖がりで内弁慶なメスですが、仕事で疲れて帰ったときに、全身で喜びを表して、あふれんばかりの愛情表現で迎えてくれるので、疲れも吹っ飛んでしまいます。癒し効果満点です。写真は子犬の頃からたくさん撮っていますが、これは中でもお気に入りの一点です。多くの愛犬家がそうであるように、スマホの待ち受け画面に使っています。

文庫本

子供のころから一種の活字中毒で暇さえあれば本を読んでいたもので、今もそれは変わりません。家内には「本子ちゃん」と呼ばれています。気に入った作家の本は全作品をとことん読み倒す傾向がありますし、気に入った作品は何度でも読み直すことが多いです。池波正太郎作「剣客商売」「鬼平犯科帳」も、そのような作品の一部ですが、この両者はともにTV化や劇画化されており、小説と劇画とを読み比べるのも、また楽しみです。