覚悟の瞬間(とき)

税理士法人エンパワージャパン 代表税理士 穂坂光紀
ほさかみつのり

穂坂光紀

神奈川県生まれB型
職業:税理士法人エンパワージャパン 代表税理士
趣味:日本の滝めぐり、読書、音楽演奏
座右の銘:道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である

神奈川県小田原市で三代にわたり資源回収業を営む父の三男として生まれる。高校生の時にうつ病になり、自殺未遂を経験。立ち直る過程の中で生きることの意味と社会の役に立つことを決意する。大原簿記専門学校税理士コース卒業後、中堅税理士法人に入社、中小企業支援に専門特化するため2014年に税理士法人エンパワージャパンを設立。現在は「子供たちの未来を創る中小企業を財務力上位1%の超優良企業へ導く」財務コンサルティングを行うとともに、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。

オフィシャルサイト

来歴

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なぜ今の仕事に?

高校生の時は、将来ミュージシャンになりたいと思い、バンド活動とバイトに明け暮れる毎日を過ごしていました。そのため、学校に行っても全くといっていいほど授業を聞いていませんでした。その時、当時バイトをしていたコンビニの店長に「お前がミュージシャンを目指すのは良い、お前の夢だから。ただ学校に行って何もしていない、その時間は無駄だろう。考えてみよう、音楽で食っていける人は一握りだ、もし高校卒業して音楽活動して実らないまま10年くらい経過したとして、高卒の社会経験もないお前がどうやって生きていく?それなら学校に行って何もしていない時間を使って何か資格か何かを取っておけば、音楽でうまくいかなかったとしてもその資格を活かして就職ができるかもしれない。例えば簿記とか」という一言から簿記を始めたところから興味が沸き、そのまま税理士の道を歩むことになりました。

現在の仕事への想い

私たち「税理士」は決して「税務士」ではいけないと思っています。しかし、実際には事務的なことしか行わない「税務士」が多くいます。更には目先の利益にばかり囚われて税理士の「理」が「利」になってしまっている場合も見受けられます。「税」の「理(ことわり)」とは何なのか、それは日本という国が永続するために税金という血液が必要であり、その血液は不足しても、汚くてもだめです。国が永続するためには企業も永続しなければいけません。お互いに必要な存在なのです。「税理」とは企業を永続させることで、日本を永続させることだと私は思っています。そのためにできることは何でもやります。よく「士業」は「サムライ業」と言われます。サムライであるなら、平和で何の問題もない時代なら刀をぶら下げてのほほんとしていても良いのかもしれませんが、有事の際は真っ先に命を張って民衆を守らなければいけません。今の日本は、そして中小企業の置かれている現状は決して楽観視できるものではありません。だからこそ私たちサムライたちが命を張って守るべき時なんだと思います。

あなたにとって覚悟とは

もう10年くらい前になりますが、私がまだ駆け出しだった頃にとても可愛がってもらった会社があったのですが、その企業が業績不振のために倒産し、その社長は自責の念にかられて自殺をしました。社長だけでなく、そのご家族や従業員の方々も非常に苦しんでおられるのを間近で見ました。その時に「自分はなんて無力な存在なんだろう」と強く感じました。そして、このような辛い想いをする企業を1社でも減らしたい、そのために税理士に何ができるだろうという事を考えるようになりました。いま私が強く想っていることは、未来の子供たちのために、今の大人たちが、特に企業経営者たちがこれから起こってくるさまざまな社会問題に対する責任を未来に押し付けるのではなく、自分たちの世代で責任を負うんだという想いのある企業を、財務支援を通じて絶対に潰さないということです。最近はありがたいことに、想いの強い経営者の方々とお会いする機会が増え、応援したい企業の方々と一緒に仕事ができて充実した毎日を過ごさせていただいております。

カッコイイ大人とは?

「何歳になっても子供心を持っている人」だと思います。私の好きな小説にサンテグジュペリさんの「星の王子様」があるのですが、子供の頃の純粋な気持ちを失うと、自ら人生を複雑にしてしまい、利害や損得で人間関係を構築するようになるのだと思います。どの時代でも子供たちが未来を創ることは変わりません。私たちの生きている生き様が全ての子供たちに影響を与えていきます。子供心を持っているということは、子供たちと想いがリンクできるということなんだと思います。子供たちにとって良い世界を創ることが、私たちにとっても良い世界を創ることなんだと私は信じています。そのためには大人たちが子供たちの目線で物事を考え行動していくことが大切なのではと思います。私が尊敬する方々も、本当にまるで子供のように笑いながら仕事をしています。心から喜び、心から笑っている、そんな大人はカッコいいと思いますね。

今後に向かって

私は25歳の時からネパールに教育支援をしているボランティア団体に所属をしているのですが、日本にはさまざまな分野で貢献しているボランティア団体やNPO、NGOがありますが、事業計画や資金調達が上手くいっていないために継続ができない団体も多くあります。いま税理士法人エンパワージャパンでは一般企業に対して事業継続のための財務支援をしていますが、今後はNPOやNGOが永続できるための財務支援を行う活動を行っていきたいと思っています。これからは一般企業は営利を追求し、ボランティア団体は自己犠牲の精神で営利を求めないとかではなく、双方向でよりよい世界を創るために共に活動していくことが大切だと考えています。もっともっと企業が社会貢献活動に参加するためにまずは私どものような税理士業が先んじて地域に貢献すべきだと思っています。これからの日本をよりよい国にするために本当の意味での税「理」士、を集めて、私どもの組織だけではなく全国の想いのある税理士のコミュニティを創って、未来の子供たちのために命を張れるサムライ集団を創っていきたいと思っています。

若者へのメッセージ

私は尊敬する経営者の方から「人生において最も大切なことは2つだけ」だと教えてもらいました。1つは「縁を大切にすること」です。人は出会いによって人生が変化していきます。全ての出会いに意味があると思うことで必ず自分んの成長に繋がります。また、縁というのは今に限ったことではなく、親や先祖を大切にすることでもあります。天皇家が125代続いているということは、当然私たちもそれくらい先祖が必ずいて、すべて繋がっているから今の自分がいるわけなので、そう考えると次の世代に繋げていくことがどれだけ大切なことかを感じることができます。2つめは「心に従え」ということです。人生は選択の連続です。何を選ぶかによって人生は変わります。私がミュージシャンを目指していたのにコンビニの店長の一言を選んだことで税理士になったように。もちろん何が正しい選択なのかは誰にも分かりません。特に若い頃は経験も少ないのでなおさらです。だったら頭で考えるのではなく、心の声に従ってください。そして行動を起こしてください。一歩進むごとに見える世界は変化していきます。人生は奇跡の連続です。ワクワクしながら生きましょう!

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私と妻の名前に共に「糸」が付いているので、お互いの糸が紡がれて生まれた長女「紡(つむぎ)」、重ね合わされて繋がっていく次女「累(るい)」どちらも私にとってかけがえのない存在です。写真は江の島水族館で撮ったもので、いつも手帳の中に入っています。

ルチルクォーツの念珠

10年近く昔に尊敬する先輩の経営者からもらったもので、それ以来ずっと肌身離さず付け続けています。天然石は人類が生まれる遥か昔から存在しているので、触れていると悠久の時の流れを感じられる気がするので好きです。