覚悟の瞬間(とき)

札幌デンタルケア 院長 岸本春彦
きしもとはるひこ

岸本春彦

北海道生まれO型
職業:札幌デンタルケア 院長
趣味:日曜大工・キャンプ
座右の銘:初心忘るべからず

北海高校卒業。国士舘大学法学部中退。横浜歯科技工士学校卒業。1994年、北海道医療大学歯学部卒業。第2補綴講座入局。1996年、札幌レディスクリニック歯科医長に就任。2004年、札幌デンタルケアクリニック開設。院長に就任。2007年、保険診療を止め、審美歯科を専門とする自費診療のみに切り替える。2010年、札幌デンタルケアに改名。

オフィシャルサイト

来歴

1 2 3 4 5 6

なぜ今の仕事に?

少し遅すぎたのかもしれませんが、20歳を過ぎた頃「仕事」について考え出しました。自分の最も得意とすることは何だろうと考えると、やはり「手先の器用さ」でした。これを生かす仕事ということで「外科医」「歯科医師」などが浮かびましたが、僕は勉強が大嫌いで学校の成績も悪かったので、自分には医学部や歯学部は絶対に無理だとあきらめていました。そこで、思いついたのが歯科技工士でした。早速に法学部を中退して歯科技工士専門学校に入ったのですが、いざ入ってみると、授業が簡単すぎたんです。特に実技は、普通にゆるくやっていても、とっとと仕上げて退席しても常にトップでした。こうなってくると物足りないものです。上を目指したく成りました。また、元来、人から指図されるのが嫌いなわがままな性格ですので、誰かの下で働くよりもトップに立ちたいと思っていました。「この業界ならトップは歯科医師だろう!」そこからは迷いはありませんでした。以前は絶対に無理だとあきらめていた歯学部も本気で取り組めば案外と大丈夫でしたね。あの勉強嫌いの不良少年が歯学部での6年間は無遅刻無欠席なんですよ。

現在の仕事への想い

僕は、やりたくない事や苦手なことを我慢してやることが出来ない性格なので、広く浅くのオールラウンダーには向きません。ですから、技工士学校時代から専門性を持って、狭く深くやろうと決めていました。分野は審美!病気などでいったん下がってしまった所を治すということはどんなに上手にやっても完全に元通りにはなりません。審美では、その「元」をさらに上へとあげることができるのでやりがいを感じます。また、健康保険制度にとらわれないというのも魅力です。自費=儲け主義と感じる方もいらっしゃいますが、僕はそうとは思いません。「しっかりとした説明」「良い材料」「優秀な技工士」そして「完璧な治療」これらを揃えるためには、最初から予算の枠が決められた保険診療ではどうしたって限界があります。審美治療が高額なのは、歯科医院の儲けが多いからでは無いですよ。良いものはどうしてもそれ相応の金額になってしまう。僕は、その価値がわかってくれる方に、それを裏切らない治療を提供したい。そのための努力は惜しまないです。結果として、自分の得意=好きなことをやっていると、人が喜んでくれる。さらに、そこで収入も得られるというありがたい事をやらせていただいてます。

あなたにとって覚悟とは

何度かありますが、やはり2007年7月に保険診療を止めた時です。歯科医院にとって保険診療は「当たり前」です、ハガキが62円で救急車が無料なのと同じくらい当たり前。常識です。そこを敢えて脱却するのですから非常に勇気が要りました。それ以前から自費のお客様の割合は高かったのですが、ほとんどの方がセラミッククラウンなど自費治療の他にも、併せて小さな虫歯などを保険で治療されている状態でした。ですから、自費専門医院になることは、お客様にご不便をお掛けすんじゃないか?そんな医院もう誰も来てくれなくなるんじゃないか?って不安でいっぱいでした。結局決断までに2年ほど悩んでいたと思います。ここで失敗したら、当然収入がなくなってしなう訳で、守らならなければならない家族のことを考えると踏ん切りがつかずにいましたね。ですが、最終的に背中を押してくれたのも妻でした。「あなたの好きなことをやったらいいよ。もし収入が少なくなっても、その方が幸せな人生!あなたについていくよ。ストレス抱えてるあなたと暮らすより、笑顔のあなたと暮らしたいよ」って。これはもう好きなことを頑張るしかないな!って覚悟しました。

カッコイイ大人とは?

焚火の似合う男です。緑の中でキャンプして、夜はちょっと冷えるから、焚火をして、小枝の先に刺したソーセージを炙りながら、ウィスキーをちびちび飲むんです。おしゃべりはあまりしなくていいかな。ただぼんやりf分の1揺らぎをながめてね。くーっ!最高だなぁ!僕の場合、仕事を頑張るためには、休日が充実していないとダメです。休日を犠牲にして仕事しても、結局翌週に疲れがのこって仕事が上手くいかず、ストレスがたまり、また失敗し…と負のスパイラルに陥ります。ONとOFFをはっきり切り替えた方が、生産性は格段に上がりますよね。仕事があるから、遊べるし、遊びがあるから、仕事が頑張れる。カッコイイ!!実際のところ、ここ最近なかなか焚火が出来ていないんですが、カッコイイ大人になれるよう頑張りたいですね。

今後に向かって

将来的にはニセコでジンギスカン屋のオヤジになりたいです。本気ですよ。クリニックの方は、徐々に人に任せられるようにしていきたいと思っています。ホワイトニングに関しては、独自のノウハウがしっかりと確立されてきたので、施術はもちろん接客などに関してもある程度任せられるようになってきました。ですが、審美治療に関しては、そうはいかないですね。この手を動かさないとどうにもならない。大変ありがたいことに、全道各地本当に遠いところから、僕の施術を受けるためにわざわざいらしてくださるお客様がたくさんいらっしゃいます。なので、まだまだ頑張ります!一般論ですが、保険の治療やっていると「治って当然」って思われちゃう事が多いんです。「あそこの歯医者で歯を削られた」って言いません?本当は「削ってもらった」のに。審美歯科では、すごく喜んでくれくれる方が多いんです。施術後に鏡を見てびっくりしてニコニコされている方を見ると、本当に嬉しいですね。僕ね「ありがとう」っていっぱい言われたいんです。贅沢なんです。目下のところ、ジンギスカン屋も審美歯科医も、健康な体が資本なので、先月からジムに通って中年太りを解消している最中です。

若者へのメッセージ

まずは一つ、現実に叶えられそうな明確な目標を持ってください。すると自然と次の目標が見えてくる。上を向いて下を見ず、一歩一歩を無理せずに歩いてください。20年続けると相当な距離を進んでいますから。それと、自らの思い込みによる壁を作らない事。絶対に無理と思い込んだ段階で可能性はゼロになります。本気で動いてみると案外可能性はあるものです。僕自身、歯科医師は無理という思い込みを捨てた時からすべてが動き出しました。そこから一歩一歩。その時は、ホワイトニングと審美歯科の専門医院をやっているなんて!夢にも思っていませんでした。毎日歩き続けていたら、気づいたらここに立っていた感じです。

おすすめ動画※この動画を見た人はこの人の動画も観ています

サッカー日本女子代表 澤穂希

サッカー日本女子代表
澤穂希

振付師 パパイヤ鈴木

振付師
パパイヤ鈴木

コンディショニングコーチ 立花龍司

コンディショニングコーチ
立花龍司

お気に入り

エバンス(歯科技工用の彫刻刀)

主にシミュレーション模型や仮歯を作るときに使います。技工士学校時代から、ずっと同じものを使い続けています。僕は基本的に、買ったものをそのまま使うことはなく、どこかしらに改良を加え自分にとってより快適な状態にします。このエバンスも持ち手や刃先にさまざまな改良を施してあります。まさに、世界に一つしかない大切な道具です。

消しゴムミニカー

小学生の頃に、勉強もせずにひたすら消しゴムを削って作っていました。鉛筆は持たないで、カッターばっかり持ってましたね。買ってもらったばかりの新しい消しゴムは、すぐ削られちゃう。勉強机はカッターの跡でキズだらけでした。勉強を全くと言っていいほどしなかったので、後々苦労はしましたが、今こうして審美歯科医としてやっていけているのは、このころの「修行」がとても大きな土台になっていると強く感じます。人間何がどうなるかわからないものです。