覚悟の瞬間(とき)

株式会社柿内幸夫技術士事務所 代表取締役社長 柿内幸夫
かきうちゆきお

柿内幸夫

東京都生まれA型
職業:株式会社柿内幸夫技術士事務所 代表取締役社長
趣味:合氣道、ジョギング
座右の銘:人にやさしく、自分にきびしく。

東京工業大学工学部経営工学科卒業。日産自動車株式会社に入社、一貫してカイゼン業務に携わる。在職中にスタンフォード大学大学院に留学し工学修士号を取得。1991年に改善コンサルタントとして独立。2006年に慶応義塾大学より工学博士号を授与される。2004年日本経営工学会より特別賞を受賞。著書に『儲かるメーカー改善の急所101項』など多数。

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来歴

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なぜ今の仕事に?

日産自動車に在籍中(1974年~1990年)は一貫して改善の仕事に携わり、この仕事がとても好きでした。しかし社内で経験を積むうちに管理職となり、徐々にスタッフとしての管理の仕事が増え、その結果、改善技術者として現場で改善を自分で実行する時間が徐々に減ってきました。私自身は管理者としての仕事より技術者として改善業務に携わる仕事の方が向いていると考えており、いつかは改善を業務とするコンサルタントになりたいと思っておりました。そんなおり、改善コンサルタンツ株式会社の御沓佳美社長と知り合い、彼のコンサルタントとしての仕事ぶりを見て感動し、1990年に日産自動車を円満退職し改善コンサルタントに転身しました。

現在の仕事への想い

日本は戦後の荒廃した状態からGDP世界第二位になるまで復興したが、その原動力はまじめな努力をいとわない日本人が得意な製造業であったと思います。しかし現在その製造業が力を落とし、従来の面影がありません。私は欧米のようなトップダウンで命令的に仕事をするやり方ではなく、社長も従業員もみんなが現場でワイワイガヤガヤと楽しく改善を実行しながら経営を向上させる、従来の日本式のモノづくり経営を復活させ、多くの人を幸せにし、かつ国力を向上させる力になりたいと思っています。すべての人は改善をする能力を秘めています。そしてそれをひとり一人の改善で完結する個別最適の改善ではなく、全員が集まって実行する全体最適の改善の実行力を復活させたいと思っています。すべての人の改善能力を正しいやり方で発揮してもらい、会社の中で自分の居場所を作り活躍することにより、高いモチベーションで楽しく仕事ができ、結果として経営もよくなり日本も強くなるのです。そして何よりも幸せに生きる人が増えることを実現したいと思っています。

あなたにとって覚悟とは

コンサルタントになりたいという強い気持ちで日産自動車を退職し、コンサルタントの仕事を始めたものの、当時の自分の実力は役に立つコンサルタントには全く不十分なレベルでした。しかし会社を退職し退路を断っており、かつ家族を養う必要があり、頑張って実力を付ける以外道はありませんでした。死に物狂いで勉強し、コンサルタントとして少しでも役に立てるようになる努力を続けた結果、『KZ法』や『チョコ案』といった私が実現したいみんなでワイワイガヤガヤしながら改善を実行し経営を改革する手法を開発することができました。また経営者にとって私がモノづくりに関しては誰よりも頼りになる存在でありたいと考え、それを実現する手段を模索しました。コンサルタントは毎日の改善活動を通じて多くの経験を積むことができますが、果たしてそれだけで本当に経営者に対して自信をもって頼られることができるだろうかと考え、博士号にチャレンジすることにしました。経営者に参加してもらいみんなでワイワイガヤガヤと改善することで経営改革を実現するという私の考えが本当に正しいことを証明するためにそのことをテーマに博士論文を作成し、慶応義塾大学より工学博士号を授与されました。経営者であることは孤独でとても大変な仕事です。その経営者の悩みを少しでも私の肩に乗せてもらい、楽に正しい経営をさせてあげたい、そして少しでも多くの従業員を幸せにしてあげたい。結果として日本という国をより良い国にする一助になりたいと考え、これからも努力を続けていきます。

カッコイイ大人とは?

「タフでなければ生きて行けない。優しくなければ生きていく資格がない」"If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive." という小説の中の言葉に魅力を感じます。本当にやさしくなれるためには、自分に相当の実力が必要です。常に努力をしていて、あらゆる場面で落ち着いてすべての人にやさしく接することができる人がカッコイイと感じます。

今後に向かって

まだまだ私は自分がやりたいことができていません。これからも更に努力して、私が開発した技法や考え方を使って日本のモノづくりを復興させ、より多くの人を幸せにして日本を強くすることを一日も早く実現したいと思います。そのためにも元氣で健康でいられるよういろいろなことにチャレンジしていきたいと思っています。

若者へのメッセージ

今の若い方々は、私たちの世代の人間にはなかなかできないIT技術などの現代的な能力を多く身に付けています。その力の有効性に気付いて、一方で我々世代の築いてきたことに対する関心も持ってもらい、一緒にワイワイガヤガヤと改善を実行していきたいです。世代を乗り越えてお互い対等にいろいろなことを楽しくやれたら素晴らしい結果が生まれるに違いないと思います。

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