覚悟の瞬間(とき)

ビジューオーガナイズ株式会社 代表取締役 三谷直子
みたになおこ

三谷直子

兵庫県生まれA型
職業:ビジューオーガナイズ株式会社 代表取締役
趣味:旅行、旅先で地元の"餡子"菓子を探す、ダイビング
座右の銘:部屋は心を映す鏡

関西大学大学院卒、研究テーマは成人教育。学習施設でマネジメント、ファシリテーションに携わる。2010年、NLP・コーチングの手法と整理収納の理論を組み合わせ「行動療法としての片付け」を提唱、起業。2015年ビジューオーガナイズ株式会社として法人化。スタッフ・後進の育成、片付けカードワーク、おしゃれ終活といったオリジナル教材の開発にも注力。著書に『人生を思いどおりにデザインする おかたづけの作法』(カナリア・コミュニケーションズ)

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来歴

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なぜ今の仕事に?

自分で仕事をしよう、と決めたあと「自分ができる事で、仕事になる=人の役に立てることはなにか」と考えた時「NLP(コミュニケーション心理学)やコーチングを使って、もっとクライアントさんが主体的にできて、成果が目に見える方法はないか?」と思いました。心って、目に見えませんし、手に触れることができませんので「わかった、変わった」と思っても、元に戻ってしまいやすいんです。ですから、仕事にするなら「手で触れて変えることができること、成果が目に見えること」が重要でした。方法を探しながら、それまでの自分を振り返った時に「そういえば、私は片づけができなくて、つらかった」と思い出したんです。部屋は心を映す鏡と言います。ならば、部屋を片づけることで心を整えていくこともできるはず。そう思いいたって、片づけを仕事にする、と決めました。

現在の仕事への想い

片づけられない、というのは解決できるコンプレックスです。しかし、一言で「片づけが苦手、できない」といっても、人によって解決すべき課題が違います。散らかり方もタイプがありますし、「捨てられない」にもレベルがあります。片づけができるようになるために、知識が必要な方もいますが、実はご本人の習慣が大きく影響しています。捨てられない・買ってしまう、などは心の生活習慣です。闇雲に、捨てる・収納する、だけでは解決しません。片づけが苦手な方は、モノを分ける=整理が特に苦手ですが、1つずつのモノの整理をとおし、自分の心に向き合うと「捨てられない・買ってしまう理由」が明確になっていきます。ひとりひとりの課題を発見し、解決する提案とサポートこそが「片づけのプロ」の仕事だと思います。

あなたにとって覚悟とは

この仕事を続けていて、覚悟ってどんどん深まっていくものだと感じています。起業を決意した時は「やりたいことがあって起業」というよりも、状況に押されて起業することは決めたけれども、何をやるかはまだ見つかっていませんでした。片づけを仕事にする、と決めてからも「本当に仕事として成り立つのか?」と不安を抱えながらの船出だったように思います。どうなるかわからない不安はあるけれども、後ろに戻っても仕方がないし、進むしかない。これまでの一歩一歩は、小さくとも覚悟の連続だったのではないかと思います。決意と覚悟は、切り離せないワンセットです。

カッコイイ大人とは?

自立している人。なんでもできる完璧な人もスゴイな、と思うのですが、私自身はできないことが多いので…。できないことや足りないことにばかり目がいっていると、人と比べてしまったりして、いつまでも動き出せないんじゃないかと思います。自分の得意なところ、弱いところをしっかり理解していて、弱いところはそれが得意な人に任せることができる。得意なところを磨きあげて、その領域でプロフェッショナルとして存在を確立している人はカッコイイですね。

今後に向かって

「片づけ」がブームだと言われてから、もうずいぶん経ちますが、各メディアでも衰えることなく取り上げられています。それだけ、片づける=モノとの付き合い方は、日常生活と密接に関わる悩み事なんですね。一方で、仕事や人間関係なども、ステージが変わる時や変えたい時には「片づけ」が必要になってきます。片づけとは、カタをつける、つまり区切りをつける、決着をつける、ということです。誰しも日々、様々な問題課題に取り組んでいるわけで、部屋が散らかっている方は、頭の中=思考も散らかりやすい。仕事にしても暮らし方にしても、持ち物の入れ替わりが起こるタイミングには、部屋も散らかりやすくなります。まさに部屋は心を映す鏡です。人生のステージを大きく変えたい時、モノをとおして自分の心に向き合う「片づけ」はとても効果的です。ビジネスパーソンだけでなく、「片づけのプロサービス」を必要とする方が当たり前に使えるサービスにしていきたい、と思っています。

若者へのメッセージ

できることや、できそうなことの中で地道にやっていくのもいいと思います。安全な道を選ぶことができるのも、一つの能力だと思います。自分の力を超えた、環境や状況の困難もあるかもしれません。ただ、チャンレンジしたいことがあるのなら、早めにチャレンジしたらいい。失敗も後悔も、早めに体験しておいた方がいい。そうすると、選択・決断の結果は他の誰のせいでもなくて、自分のものだと実感できると思います。人間には、きちんと自分で立ち上がる力が備わっているので、次のチャレンジはもっと高く飛べるはずです。

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お気に入り

エプロン

起業して、片づけサービスを始めたころに買ったエプロン。ストライプの配色がイメージどおりのものを探しました。今でも、片付けサービスに伺う時には活躍しています。

餡子(あんこ)のお菓子

出張や旅行に行くと、必ず地元のスーパーに行って「地元のあんこ」を探します。小豆ではなく、金時豆やほかの豆を材料にしたものだったりと、土地柄もあっておもしろいです。私のパワーフードです。