覚悟の瞬間(とき)

春木レディースクリニック 院長 春木篤
はるきあつし

春木篤

大阪府生まれB型
職業:春木レディースクリニック 院長
趣味:スキューバダイビング、ジョギング、筋トレ
座右の銘:No pain, no gain

1995年横浜市立大学産婦人科に入局し、主に周産期医療で辣腕を振るう。2006年地元の大阪で不妊治療に従事。2009年大阪で最も有名な不妊治療クリニックの副院長に就任。多くの患者様を妊娠へと導く一方、学会ではシンポジウムやランチョンセミナーなど多数の講演を行い、注目を浴びる。2013年に大阪心斎橋で開業。

オフィシャルサイト

来歴

1 2 3 4 5

幼少~学生時代

幼少期は、本を読むことと探検が大好きでした。立ち入り禁止の河原で土器(須恵器)を発見したこともあります。野球も大好きで、自治会のソフトボール大会では2年連続で地区優勝を果たしました。高校では、勉強以外のことに精一杯で、文化祭や体育祭、アフターファイブを満喫する生活でした。ときには生活指導の先生にもお世話になりましたが、無事に高校を卒業し、当時大流行していたビリヤードに興じつつも、なんとか一年の予備校生活で念願の医学部に合格することができました。

現在の道へ進んだきっかけ

大学になると、特に臨床系の講義がとても面白くなり、高校時代とはうって変わって、ほとんどの授業を最前列で受けていました。これが功を奏してか、外科、内科、産婦人科をはじめとするほとんどの臨床系講座で「優」評価を頂き、多くの科の教授からも入局のお誘いを受けましたが、スーパーローテートのできる横浜市立大学で研修医としてスタートを切ることに決めました。

覚悟の瞬間

医師として、印象に残っているエピソードは山ほどあります。私は、スーパーローテートで内科、救命救急、心臓外科、産婦人科、小児科を研修しましたから、産婦人科医になる以前は、当直先で急性心筋梗塞の患者さんに遭遇し、救命センターへ搬送した経験も数多くありますし、十数時間にわたる解離性大動脈瘤の手術に立ち会ったこともあります。そして、産婦人科専門医になった後は、産後の母体救命にも数多く関わってきました。しかし、最も印象に残っているのは、「新しい命」を切望してやまないご夫婦の姿でした。大阪で不妊治療に専念していたときのことです。有名な医師から「妊娠は不可能」と宣言され、絶望の淵にあった患者さんの主治医として治療にあたり、3か月後に妊娠されたときの感動は今でも忘れられません。新しい命を望まれるお二人の願いが、空よりも高く海よりも深いものだと感じる瞬間が、いつも私にとっての「覚悟の瞬間」です。

今後の目標

私のクリニックを訪れるご夫婦をはじめ、すべての不妊で悩むご夫婦に「新しい生命」が誕生し、それによってご夫婦も、誕生した新しい家族も、みんなが幸せになれるように、全力を尽くし続けることだと思います。そのためには、まず日本全体の不妊治療のレベルアップで、さらには治療を受けられるご夫婦の不妊原因に対して、科や施設を超えて互いに連携しながら最適の医療が提供できれば、もっと幸せなご家庭を増やせるのではないかなと思います。たまたま、私には信頼できる友人がおり、彼らは非常に優秀で、熱いハートを持った各分野(男性不妊、周産期、内視鏡など)のスペシャリスト達です。また、同じ不妊治療を専門に行っている優秀な先輩や友人達も全国各地にいます。こうしたネットワークを駆使して、お互いに切磋琢磨しあい、自分たちの施設の範囲を超えて、すべての不妊で悩むご夫婦に福音をもたらせるような体制を日本で確立できればと思っています。

日本のアカルイ未来のために

個人だけで行う仕事については、独自の感性を磨くことが大切だと思います。一言でいえば、「誰にもできないようなことをやりなさい」です。しかし、我々のように、ある程度ガイドラインが定まっていて、チームで事案にあたるような分野で成長するためには、物事に取り組む姿勢がとても重要だと思います。私が実際に研修医や後輩医師に指導してきたことなのですが、成長するために大事なことは、まず「いち早く情報を収集すること」。それから、「情報を要領よく、正確に上司へ伝える」と同時に、「その対応策を提案しながら、指示を仰ぐこと」。例えば、「大変です。こんなことが起きました。どうしましょうか?」では、成長は望むべくもないでしょう。「緊急の案件で、こういった状況ですが、私としては、このように対処したいと考えています」と言えるように、常に心がけておくことが、継続的な成長につながるのだと思います。

おすすめ動画※この動画を見た人はこの人の動画も観ています

作家 志茂田景樹

作家
志茂田景樹

元WBA世界ミドル級王者 竹原慎二

元WBA世界ミドル級王者
竹原慎二

マジシャン マギー司郎

マジシャン
マギー司郎

お気に入り

ペン

研修医(医師)になって最初に頂いたネームペンです。もうかなり古くなりましたが、「初心忘るべからず」を実践すべく、診療中は今でも常に身に着けてます。

手紙

患者様から頂いたお手紙です。私にとって最も大切なもののひとつであり、日々のハードな診療を行っていくうえでの原動力にもなっています。今でも、お手紙を頂いたすべての患者様のことを、鮮明に憶えています。