覚悟の瞬間(とき)

株式会社ファーストアールイー 代表取締役 竹林具洋
たけばやしともひろ

竹林具洋

東京都生まれO型
職業:株式会社ファーストアールイー 代表取締役
趣味:読書、旅行、散歩、HIPHOP
座右の銘:見えないものを見る

建築設計の専門学校を卒業後、新卒でマンションディベロッパーに入社。営業管理職を経て、商品企画や建築管理などプロジェクトの責任者を経験。2013年独立。現在は都内のマンションを中心に売買仲介業務と、住み手の感性を刺激する、クリエイティブなリノベーションを手掛ける。

オフィシャルサイト オフィシャルブログ

来歴

1 2 3 4 5

なぜ今の仕事に?

最初に夢見た職業は建築家でした。専門学校で建築設計を学びましたが、途中から言われた通りに図面を引くのは面白くないと感じ、設計士に仕事を発注する側のマンションディベロッパーに新卒で入社しました。営業の管理職を経て、晴れて2棟の新築マンションのプロジェクトを任されました。事業収支を組み、間取りや外観などの企画・デザインをして、何も無い土地にマンションが竣工した時は感動しました。また26歳で個人的にもマンションを自宅用と投資用に購入しました。建築物としてのマンションも好きですが、収益を生み出す不動産投資の世界にものめり込みました。そんな「分譲マンション」に特化して学んだ知識や経験をもっと直接的に人の役に立たせたい、と思い2013年に独立しました。主な業務はマンションを買いたい、売りたい、という方にエージェントとして仲介サービスを提供することと、自社で施工するリノベーションです。

現在の仕事への想い

好きなことを楽しむために、という事を大事にしています。不思議と顧客もみんな、不動産やマンションや東京という街が好きな方が多く集まります。何でもそうですが、やっぱり好きなものには夢中になれますよね。努力も大事だけど、夢中になって楽しんでやっている人にはかなわないと思います。自分にとって住空間の提供は作品作り。曲を作ったり絵を描くアーティストに近い感覚だと思います。ただし、趣味ではなくビジネスとして依頼を受けるからには、感性だけじゃなくしっかりとお互いに採算がとれる事も大事です。自宅であっても不動産を買うという事は、消費ではなく投資です。資産性や収益性を備え、金銭的にも将来の生活が豊かになる見通しが立つ事で、リスクに向き合い安心して今を過ごすことができます。きっかけは好きなことを楽しむことから始まり、プロデューサー的な視点で「いかに顧客に利益を与えられるか」を結果に残すことを最重視しています。

そう思うようになった、きっかけ

就職するまで東京の池袋で家族と暮らしていました。池袋は昔、パリの芸術家が集まる街の名を取って「池袋モンパルナス」と呼ばれていたそうです。父親は職業がカメラマン、母親も芸術家。幼い頃から陶芸や絵画の教室に通ったり、美術館や映画館にもよく連れて行かれていました。その中で自分はクラシックなものよりも、メッセージ性がありながら商業的にも成功を収めたアンディウォーホルやキースへリングに魅かれました。それからグラフィティアートに興味を持ったり、スケボー、ダンス、ラップ、DJなどずっとストリートのカルチャーに触れながら育ちました。それらは20年経っても今だに自分は好きだし、世界中に親しまれている文化です。そこには、好きな事を追求すれば家柄や学歴に関係なく成功できるんだ、という希望や夢があります。それがやりたいことをやる、好きなことを楽しんでやる原点です。

あなたにとって覚悟とは

自分がリノベーションを手掛けた物件を売りに出す、また貸しに出す時は、緊張する覚悟の瞬間ですね。元々は決して見栄えが良いとは言えない物件が、リノベーションしたらこうなってああなって、と自分の頭で思い描くだけでなく、費用を投じて形にして、それが果たしてマーケットで価値が認められるかどうかは、コンテストに応募して結果を待つような心境です。自分勝手な部分が「本当に世間から必要とされるのかどうか」を毎回試される思いです。結果として大きな反響を得て売れる時の感動は言葉にできません。自分の場合は特に、市場にあふれる無難で一般的なものよりも、市場に無かったり少ないものを狙って作りたくて、それこそが価値を最大限に発揮すると考えています。コスト管理のテクニックもありますが、とにかく毎回うまくいく保証なんて無くて、不安や弱気に負けそうになる自分とひたすら戦い、自分を信じて実行する。まさに覚悟の瞬間です。

今後に向かって

自社で物件を買取して再販することも始めてから、今は自分がリノベーションを手掛けた作品が世の中に増えて行くのを楽しんでいます。いずれは一棟まるごとリノベーションする事も視野に入れていますが、あせらず地道に一緒に人生を楽しめる顧客を増やしていきたいです。大きな夢としては、不動産を通じて街そのものを活性化するような、例えば駅から続くひとつの通り沿いの建物たちに共通のコンセプトを持ったリノベーションを施していけば、その街そのものの人の流れや印象を変えることもできるのでないかと思います。個性の無い街でも、ひとつひとつの建物や住宅が意識的に街並みを形成していけば、行政に頼ることなく街を個性的に活性化させることができると思います。これからもたくさん学び、経験をし、目の前に見えているものだけでなく、見えないものを見る感覚を研ぎ澄ませて、日々新しい価値を生み出していこうと思います。

おすすめ動画※この動画を見た人はこの人の動画も観ています

衆議院議員 中田宏

衆議院議員
中田宏

落語家 桂米團冶

落語家
桂米團冶

作家 志茂田景樹

作家
志茂田景樹

お気に入り

金融電卓

新入社員の頃から愛用する電卓とAMADANAの電卓は、どちらも現在では生産されていないビンテージもの。Iphoneでも便利なアプリはたくさんありますが、ローン計算や坪単価などアプリを起動するよりも素早く計算できるのはやはり手に馴染んだ電卓です。

RHODIAのメモ帳

正方形のマス目が入っていて、現場でもその場で間取りをメモできたりと重宝しています。