覚悟の瞬間(とき)

サンタキッズ&ファミリークリニック 院長 池内克彦
いけうちかつひこ

池内克彦

福岡県生まれB型
職業:サンタキッズ&ファミリークリニック 院長
趣味:ピアノ演奏、詩を書くこと、読書、座禅
座右の銘:人の喜びをわが喜びに

1965年、北九州市生まれ。山口大学医学部卒。小児科専門医。山口県防府市在住。山口大学医学部卒業後、九州大学医学部付属病院、福岡市立こども病院、国立別府病院、北九州市立医療センターなど地域の新生児医療から2次、3次の高度小児医療に従事。平成14年より山口県防府市で開業、平成23年現在のサンタ キッズ&ファミリークリニックを開院。現在、テレビやラジオ、情報誌などでメディアを通じて心と体の健康法を発信中。

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来歴

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なぜ今の仕事に?

こどもの頃、両親にそして先生に、”困った人がいたら、力になってあげなさい”と言われていた言葉が今も思い出されます。いつからか困った人がいたら直接手を差し伸べたい。そして死ぬまで助け続ける生き方ができたら本望だと思うようになっていきました。困った人=病気の人 つまり医者は、一生困った人に寄り添うことができる職業だと思い医学の道を志しました。そして、医学の道に進み、命の大切さを改めて考えさせられました。赤ちゃんの誕生に立ち会い、人はみんな、いのちの光を与えられてこの世に生まれてきました。その光は、宝石のようにキラキラと周りを照らします。その子は、ご両親だけでなく周りの全ての人の心を輝かす存在になっていました。この尊いいのちの輝きを失うことがあっては絶対にいけません。宝石のような美しいこどものいのちを守ろうと、小児科医になることを決心しました。

現在の仕事への想い

こども達の治療をし、病気が治って元気になっても、なぜか幸せそうじゃないんです。お母さんの笑顔に力がないんです。お母さん方は、こども達の病気を治すことを優先していて、ご自身の身体のことは後回しになって、実は同じ病気をこじらせてしまっていた。そのようなことが度々ありました。その時思いました。こども達が幸せになるためには、こどもだけ笑顔でいてもだめなんだ。こどもが幸せになるためには…家族が幸せでないとこどもも幸せになれないのではないのか?家族が幸せであるためには…住んでいる街が、日本が…そして世界が幸せでないとこどもも幸せになれないのではないか?と思うようになりました。こども達が幸せになるために、家族が幸せになるために、社会が幸せになることが必要。サンタキッズ&ファミリークリニックからどんどん幸せの種をまいて、幸せの輪を広げていきたいと思うようになりました。

そう思うようになった、きっかけ

平成14年開業後診療に漢方薬を取り入れたのがきっかけです。東洋医学と西洋医学は視点の異なる医学。西洋医学は、病気の原因をみつけその部分を治療する医学。東洋医学は、病気になったことで崩れた体の血・気・水のバランスを整える医学です。診察時原因を探るとともに、体のバランスも診て、そして西洋薬と漢方薬を併用し体のバランスを整えながら治療していくようになりました。すると、日々色々なことのバランスが気になりだしました。こどもが元気になった時、ご家族のバランスが気になりました。ご家族も元気なの?そして、家族のバランスを整えるように治療しました。家族を整えると、今度は、その家族と社会とのバランスが気になりました。社会の中で幸せに暮らせてるの?社会のひずみに苦しんでない?幸せな社会でないと、家族が幸せになれないことに気がつきました。全てのバランスを整えるために何をすべきかを考えるようになりました。

あなたにとって覚悟とは

覚悟の瞬間は、開業後、自分ができる医療を模索していた平成21年7月の防府市で大水害が起こった時です。その時何かしないといけないと衝動にかられ、一人でボランティアセンターに向かい医師としてボランティア活動に参加しました。勇気をだしてボランティアセンターの門を叩き、活動を通して、目的に向って一歩踏み出す勇気の大切さを知り、行動したら夢を叶える一歩になることを確信しました。思い立ったら即実行。その後自分の目指す医療に向かって一歩踏み出すことができました。覚悟ができた瞬間です。決めた後は、縁もなく、資金もなく、全くのゼロからのスタートでした。何も力のない自分だったので、様々な困難なことが起こり、振り出しになることも度々でした。ただ覚悟ができていたので、少しずつでも困難を乗り越え、夢を現実にすることができました。そして出会った方々のおかげ今があります。全ての人に感謝の気持ちでいっぱいです。

今後に向かって

目を閉じたら、小さなお子さんを抱えたご夫婦を診察している老医師の姿が目に浮かびます。診察室に入ってきた時、こどもは泣きじゃくり、お父さん、お母さんは心配そうな顔をしています。でも診察が終わり薬をもらってクリニックを出た時には、みんな安心した笑顔で帰っていきます。家でも笑い声が響く幸せな家族団らんの笑顔、その笑顔がまた隣の家族に次々に広がり、街全体に幸せの輪が広がっています。そして、その街が幸せになると次の街で不安を抱えたご家族に出会い、話し、そっと手を差し伸べる老医師の姿。話終わるとまたみな安堵した笑顔で帰っていきます。一人でも多くの人に幸せになってもらいたくて、その老医師は多くの人に語りかけています。その夜、そんな笑顔に囲まれる時間を過ごせたことに、満足して眠りについたその安らかな寝顔の老医師は、今から数十年後の未来の自分の姿です。

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お気に入り

聴診器

医者になって初めて手にした聴診器。自分の名前が刻印され、その聴診器を持った時の、喜びと責任の重さ、教授から手渡された時「患者さんのために尽くしなさい」と言われたことが、今でも克明に思い出されます。この聴診器を使うと、いつも初心に戻り、医師としての決意を思い出させてくれます。

キーケース

妻から初めてもらったプレゼント。このキーケースに新しい鍵がつき、家庭をもつ喜びと希望を抱き、新たな責任を感じ新生活が始まりました。それから、家族も増えました。今仕事ができるのも家族のおかげ。そして、その日があったから。家族誕生の思い出の品です。