覚悟の瞬間(とき)

元全日本女子バレーボール代表・キャプテン 竹下佳江
たけしたよしえ

竹下佳江

福岡県生まれA型
職業:元全日本女子バレーボール代表・キャプテン
趣味:買い物
座右の銘:忍耐

身長159cmと小柄でありながら、鋭い判断能力と正確な高速トスで“世界最小最強セッター”と称された。2000年シドニーオリンピック予選で敗退、オリンピック出場を逃し、一線を退くも、2002年に「JTマーヴェラス」からの誘いを受け、復帰を果たす。2004年、初のオリンピックとなるアテネオリンピックで5位入賞。2005年より全日本女子の主将を務め、2010年世界バレーでは、日本の32年ぶりのメダル獲得に貢献。2012年、3大会連続となるロンドンオリンピックに出場し、悲願のメダルを獲得する。2013年に現役を引退し、日本バレーボール協会理事に就任。バレーボールの普及や貢献活動に力を注いでいる。

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来歴

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なぜ今の仕事に?

小学生の頃に、バレーボールをやっていた姉の影響で始めました。最初は、ただ周りに褒められたり、出来なかった事が出来る様になったり、そういった部分がすごく嬉しかったです。そのうちに、どんどん欲が出て来て選抜に選ばれたいとか代表になたいとか、そういう風に思う様になりました。高校は三年間寮生活を送っていたのですが、とても厳しい環境で過ごしました。その頃の同級生は、苦楽を共にしたという意味で、今でも絆はありますし、ロンドン五輪の後も皆で集まって食事をする機会があり、とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。

現在の仕事への想い

引退してからは、今まで自分がやっていた事でしか考えられなかった事が、色んな立場でものを見れる様になって、考え方も変わって来ているのかなと思う様になりました。基本的に、自分は人に尽くす事が好きなんだと思います。それは、セッターというポジションをやっていた事もあって、自分が頑張る事によって周りが活かされるという感覚があります。それは今の生活の中でも、同じ様に家族や周りの人に対して思う事が自分のベースにはある気がしますね。そういう意味でも、バレーボールがあったからこそ、色んな人や仲間にも出会えましたし、大きなものだったなと思います。

そう思うようになった、きっかけ

シドニー五輪では、最終予選で敗退し初めて出場を逃しました。その結果から、自分の身長の事を含めて多くの批判を受ける経験があり、バレーボールから離れる選択をしたんです。しかし、実家に戻り、転職活動をしていた時に、自分をバレーボールの世界に引き戻してくれた人達がいました。沢山の批判を受けていた時期に、自分に声をかけて下さった人達は、きっと勇気が必要だったとおもうんです。それでも、自分を必要としてくれた事を本当に感謝していますし、あのまま終わっていたら辛かっただろうなと思います。あのとき、自分の心を動かしてくれた「言葉の持つ力」って本当に凄いなと思います。

あなたにとって覚悟とは

一言で言うと、「重い」イメージですね。簡単に使える言葉ではなくて、重い想いや強い想いがあって、その場所に挑んで行く事なので、簡単に使えない言葉だなと思いますし、同時に格好良いなと思いますね。自分の中であったのは、ロンドン五輪で骨折して出場した事かも知れません。自分もそうですが、監督の覚悟も凄かっただろうなと思いますね。自分は色んな想いを抱えて挑んだ大会でした。出られなかったメンバーの想いやそういうものを勝手に背負っている気持ちだったので、最後に銅メダルという結果を手にした場所に自分が居れたことは、本当に幸せでした。

今後に向かって

バレーボールの事は勿論ですが。子供達がスポーツ離れをしている現状に対して、皆で協力したり、仲間という存在を感じる事が出来るスポーツの魅力をバレーボールを通じて伝えていきたいなと思います。やはり、セッターというポジションが自分を育ててくれて、人のためにというか、そういう意識が強くなっているのかもしれませんね。

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お気に入り

ipad

現役時代にバレー戦略の組み立てで監督が導入したipadの使用がきっかけで、自分自身でも使うようになった。引退した現在は、解説の際に必要なバレーのデータ調べやスケジュール管理、また主婦としてもクックパッド(料理のメニュー)を見たりして食事作りに活用していて、今では欠かせないアイテムです。

携帯

現在は広島が拠点になっているため、新幹線での移動が増え、その移動時間を活用して携帯でSNSの情報更新をしたり、バレー仲間との情報共有のための重要なツールになっています。