覚悟の瞬間(とき)

戦場カメラマン 渡部陽一
わたなべよういち

渡部陽一

静岡県生まれA型
職業:戦場カメラマン
趣味:映画鑑賞、釣り、読書
座右の銘:死して屍、拾うものなし

学生時代から世界の紛争地域の取材を続け、戦場に生きる市民の声を伝えている。イラク戦争では日本人初の米軍従軍(EMBED)取材を経験。これまでの主な取材地として、イラク戦争のほかルワンダ内戦、コソボ紛争、チェチェン紛争、ソマリア内戦、アフガニスタン紛争、コロンビア左翼ゲリラ解放戦線、スーダン・ダルフール紛争、パレスティナ紛争などがある。2008年に「世界は危険で面白い!」(産經新聞出版)を発売。その他共著に「報道されなかったイラクと人々」(新風舎)がある。

オフィシャルサイト

来歴

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幼少~学生時代

幼少時代は釣りばかりしていました。ターゲットは黒鯛を釣ること、その一点に全精力を注いでいました。学校に行く前に釣りに出ることが喜びでした。小中学校時代は剣道に励んでいました。徹底的に武士道精神を注入され、現在の平常心の基礎を教えていただきました。高校時代はバドミントン部に所属し、立ち上がれないほどにしごかれたことが忘れられません。受験勉強中にテレビのニュースで湾岸戦争の報道がされていたことを今でも覚えています。

戦場カメラマンの道へ進んだきっかけ

中学生の時にテレビCM(アサヒスーパードライ)の中で国際ジャーナリスト落合信彦さんが空港内を汗だくで走り回っているシーンを目にしました。クレジットには「国際ジャーナリスト」と記してあり、なぜかその職業が記憶に残りました。その後大学生となり、アフリカに旅した折に、ルワンダ内戦で地元住民が虐殺されている事実を知りました。その理不尽な状況を、もともと好きだった写真を使って伝える職業を選びたいと思いました。それが戦場カメラマンというものでした。

ターニングポイント

イラクのサダム・フセイン大統領主催のイラク国際報道写真展に招待されたことが、戦場カメラマンとしての大きな飛躍のきっかけとなりました。イラク戦争前、イラク戦争、戦後イラク取材とイラク訪問を繰り返す中で、戦争報道の方法を具体的に学んでいきました。さらにイラク取材の時、フジテレビ「とくダネ」大村レポーターと仕事をさせていただいたことが、フリージャーナリストとして取材の深さと発表媒体の幅を深く考えるきっかけとなりました。

覚悟の瞬間

アフリカ、コンゴ民主共和国を取材した時に少年兵士に襲われた時が覚悟の瞬間だったと思います。殺される恐怖に自分を見失いました。戦場カメラマンとなる最も大きなきっかけであり、死の恐怖に初めて襲われた瞬間でもありました。そのほか、取材中にイラクで4人の武装勢力に拉致されかけたことやイラクで日本人大使館員襲撃事件取材で武装勢力の民兵に殺されかけたことが忘れられません。

今後の目標

戦場カメラマンとして現場に立ち続けていたいと思います。世界中で知り合った友人たちを訪ねたいです。次世代のために戦場取材のフィールドノート、ノウハウを伝えていきたいです。また、かつて訪れた取材先へ再び訪れてみたいです。

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お気に入り

取材用ナイフ

戦場取材で不可欠なアイテムはマルチナイフ。食事用のナイフとして、取材工具として現場で活躍しています。必ず持ち歩く大切なナイフです。

懐中時計

イラク取材時に命の危険を共にしたイラク人ガイドからいただいた懐中時計。取材を通じて国境を越えた友情が芽生えました。家族同様のおつきあいをさせていただいています。